おはようございます。
今日は火星がいよいよ獅子座に入っていく日ですが、3月末から4月17日まで惑星直列ができていて、大地震が起きやすい配置だったのです。
※3月22日の記事
3月28日にミャンマー大地震が起きましたが、日本も歴史的に地震や噴火が多い国なので、災害についての記憶を忘れないようにしていきたいですね❗️
さて、今日は飛鳥時代に起こった日本最古の南海トラフ地震についての記事となります。
これは「確実に記録された日本最古の大地震」でもあり、天武天皇の御代でした。
※阿波国一宮大麻比古神社⛩️
この天武天皇というのは、現在の日本のアイデンティティを作り上げた大改革をしており、過去にもご紹介しておりますが、すごいお方であります😆✨
この背景にはいったい何があったのかは、今では知る由もありません。
ですが、「人間の意識変容」というのは、なかなか簡単に起こることではなく、何かのきっかけでパラダイム・シフトが起きて、「国がひとつにならなければ」と思ったのであれば、それはひとつの国の節目となります。
さて、飛鳥時代の西暦684年に、マグニチュード8.4と推定されている白鳳巨大地震が起きております。
これは日本書紀に記録されていて、そうとうな壊滅的な被害を受けました。
少なくとも四国や和歌山といった太平洋エリアが受けております。
伊豆諸島の噴火や三瓶山の鳴動の記録も残っているので、かなりの広範囲に及んだのではないかと推測されます。
翌年に、浅間山が噴火をします。
徳島県阿南市にて、「山崩れ、河湧き、諸国の百姓倉、寺塔、神社の倒壊多く、人畜の死傷多し」と書かれているので、相当にひどかったようですね。
※ばあ〜
さて、この白鳳地震よりももっと前から、わりと頻繁に、天武天皇の御代には地震がよく起こっていたのだそうです。
だからこそ、天武天皇は大改革を成し遂げているのですが、その背景に災害があったのだとしたら、やはり災害が意識変容を及ぼす、ということかもしれません。
この飛鳥時代における天武天皇の大改革を、箇条書きにしてみました。
その一、天皇という尊号の創始
天武天皇は「壬申の乱」にて勝利を収めて、日本で初めて「天皇」という尊号を使い始めたのです。
その二、大嘗祭の制定
天皇の代替わりの究極の祭祀、大嘗祭が始まりました。
その三、伊勢神宮の式年遷宮の始まり
神のリフレッシュと、技術の継承はこの飛鳥時代から続いていたのです。
その四、三種の神器の制定
背景には、「鏡は太陽、剣は兵力、勾玉は月」という象徴なのですね😅
その五、古事記と日本書紀の編纂を命じる
これはほんとすごい偉業であります。
日本書記では上下2巻を費やして天武天皇について書かれております。
古事記もこの天武天皇が稗田阿礼に命じて詠ませた帝紀と旧事を、太安万侶が編纂して、712年に進上されたのです。
その六、陰陽寮の設置
古神道と古道教を源流にした陰陽道の始まりです。
その七、占星台の設置
これが国立天文台のルーツとなります。
星の配置によって天変地異を読んでいたのですが、安倍晴明は天文博士だったのです。
その八、都の制定
これが画期的なシステムなのですよ😅
藤原京の選定・設計は、天武天皇が行ったのですね。
この都が平城京や平安京に移されて、現在は東京になっておりますが、城下町も風水によって選定されています。
その九、日本という国号の採用
日本は「日のもと」にある国、なのですね🇯🇵
このほかにもいろいろあるのですが、この天武天皇…すなわち、壬申の乱を勝ち抜いた大海人皇子(おおしあまのみこ)は現代にまで通じるような大改革をして、日本そのもののエネルギーを高めて、日本を立て直そうとしたのかもしれません。
すごいのが、現代まで通じる日本の結界は、この時に作られており、いまだに崩れていないというすごさです。
まさに要石でもありますね。
なお、要石は意外や意外?直線になっておりますので、わたくし蘭子はたどってみようと思います😅
意外な場所に置かれていると思われます💦
ということで、日本の基礎が築かれたのは、けっこうむかし、飛鳥時代❗️
先人の教えを汲み取って、災害の備えをしていこう、でした✨