こんにちは。

阿蘇山の高千穂の近くには、神代の時代から日神を祀る幣立神宮があります。

九州のへそと呼ばれている、ちょうど真ん中あたりに位置する熊本県山都(やまと)町にある神社なのですが、中央構造線の真上に建っておりますよ。

 


※弊立神宮(ヒノキ発祥の地)

 


 

そこは、天照大御神(アマテラス)が邇邇芸命(ニニギノミコト)に、天孫降臨を命じた場所であり、高天原神話発祥の地でもあります。




そして、四世紀後半の古墳時代には、竹内宿祢と神功皇后がともに暮らした、「隠れ宮」でもあるのです。

 

 


 

1993年くらいまで、祭祀も一般参拝客を受け入れていませんでした。

祀っている神はアメノミナカヌシをはじめとする天地開闢の神々で、神武天皇以前の先祖が祀られておりますよ。

 

 

 

 

伊勢神宮よりも以前にこの地にあり、主には、国がらみの神事を密やかに行っていたのです。

 



 

ここは、一万年前から存在すると伝わる聖域で、日神が祀られていました。

またの名を日宮、国の歴史にも大きく関わっている宮となります。

 

 

 

例えば昭和39年の東京オリンピックの成功祈願に、オリンピック担当大臣が訪れたり、

 

 

 

 

昭和16年には大東亜戦争の祈願祭をしたり、

 

 

 

 

古墳時代には、神功皇后の三韓征伐の祈願祭も、竹内宿祢とともに行われており、おふたりが生前に2年間暮らした、まさに「隠れ宮」なのですね。

 

 

 

 

 

ここは山都町なので、「やまと」ですが、

神武天皇も始め、天孫降臨のニニギノミコトが、高天原を離れた場所、なのです。

 

 

 

 

 

ニニギノミコトが生活に困窮している地上のひとびとのために、

稲穂のモミを種として取り帰った、という伝わる場所でもあります。

そして、稲作に用いられる竜神が鎮まるご神水もあります。

 

※阿蘇山

 

 

さて、阿蘇山は過去に4回の大噴火(ASO-1〜ASO-4)があったのですが、

それによってもたらされた大きな恵みが、大量に噴出する湧水なのです。

 

 

 

 

熊本県は100パーセント地下水で賄われている水の国なのですが、

それは火山の地層が水を流しやすいから、なのです。

 

 

 

 

その恵みは、阿蘇山の周りに清らかな水をもたらします。

まさに火と水の国であり、神の語源は、火+水=カミなのです。

 

※ご祈祷中

 

 

阿蘇は縄文時代から歴史が残っている場所ですが、この弊立神宮は、かなり濃厚な聖域で、エネルギーが研ぎ澄まされております。

同じエネルギーを感じたのは、鳥取県因幡国一宮である宇部神社ですが、この宇部神社は竹内宿祢終焉の地、でもあります。




 

 

さて、ニニギノミコトが全国に移したと伝わるのが、竜王が鎮まる湧水のご神水です。

この竜王は白竜だと伝わっており、天地開闢の神、アメノミナカヌシは竜を統括する存在なのですね。




そして、弊立神宮の祈願により、湧いたと伝えられている湧水が、白川水源です。

 


※白川水源

 

 


だから、白川水源は幣立神宮が家紋が同じ、なのだそうですよ。

さあ、弊立神宮の竜神さまに会いに行ってきましょう‼️





下り宮となっております。

降りていくと、やがて水の音が聞こえてきます。

 

 

 

こちらのひっそりとしたお社です。

 

 




二本の竹筒があるのですが、まさにここが白竜が棲む聖地なのです。

これこそ、竜神の神霊なのですが、

 

 


「地震」

 

 

 

という漢字は、雨かんむりに辰と書きます。

つまり、「竜が怒ると、地震が起きる」ということで、今年は辰年でもあるのですね。




 

 

わたしたち日本人は縄文時代から清らかな水のそばで暮らしてきました。

 

 

 

 

命をはぐくむと、大地のエネルギーである、火。

 

 



太陽と月。





ここは日宮。

 

 



ニニギノミコトはこうやって、この白竜の棲むご神水を汲んで、各地に清らかな竜神の魂を移していったのですね。

 


 

 

 


ということで、地球の万物の根源の神が宿る弊立神宮でした⛩

ここはなかなかない竜神のパワースポットですね😆✨✨