関東随一の守護神を祀る、相模国一宮寒川神社の水神さま | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは😃

黒潮の暖流が寄せる湘南にある神奈川県寒川町。

そこに相模の古社があるのですが、関東でも随一のスーパー守護神を祀っておりますよ✨




それが、相模国一宮、寒川神社でございます✨✨





この寒川神社は、1600年以上を誇る神奈川屈指の古社なのですが、古代豪族忌部氏のルートにあり、この東海道は安房神社を始め、四国とのつながりが残されております😆✨




わたしはそんな四国の寒川町で住んでいた思い出があり、「同じ名前だー、珍しいな」と思っていたら同郷であったという😅




寒川さんは叛乱を繰り返す相模川を鎮める神であり、古事記や日本書紀にも登場しない、土着の神を祀っているのです。


※寒川神社



ここはもともと、縄文時代からまほろばの地(住みやすい場所)と伝えられて栄えてきた門前町だったのですね。

そう、ここはなんと、




春分、秋分、夏至、冬至すべてのときに太陽が真上を通るレイライン上に建てられた神社なのです☀️




この寒川さんの真上の太陽☀️が、春分・秋分の日には富士山に沈み…

冬至の日には大山に沈むのです。





古代の人はこの地を特別だと定め、何千年も住み続けてきたのですね✨





まさにまほろばの里、縄文時代からの聖地なのです。




相模=さがみ=佐河(さがみ)




ということで、この相模国は、寒川神社のご神体である相模川そのものを表しているのではないでしょうか。

そして、この川の神は、




香川県さぬき市寒川町




からやってきた水神なのです🐉





なお、どちらも忌部氏のルートでございます。

そもそも、東海道は、江戸とお伊勢さんをつなぐ、江戸時代の一大レクレーション街道であったのです。




武士の参勤交代〜東海道五十三次の宿場町〜お伊勢さんのおかげ参りで大いに賑わった場所なので、めっちゃくちゃワイワイと通った街道でもあるのですね😆✨✨




さぬきには、大蓑彦神社があるのですが、この神社の北側の泉(寒川渕)から水の神を、黒潮に乗せて勧請したのだと伝わっておりますね。






そう、香川県、愛媛県は寒川町(さんがわと読む)が点在しているのですが、

忌部氏の本拠地は徳島県鳴門の大麻町にある、阿波国一宮大麻比古神社です⛩️




ここにサルタヒコも合祀されておりますが、大化の改新以降、忌部氏は中臣氏に朝廷祭祀権を奪われ、急速に勢力を失い、復活することはありませんでした。




この中臣氏こそ、のちの藤原家となります。




まさに、わたしの故郷は、失われた縄文の記憶が沈み、それを寒川神社が引き継いでくれているのですね😆✨


※ご縁ですね♪



なお、香川県も愛媛県にも神奈川にも寒川町はありますが、千葉県にもありますよ。

この寒川神社の本殿の裏に、難波の小池があり、そこが寒川さんの根源地となっております。


※根源地があるぞ!



さて、寒川さんは、全国で唯一の八方除けの守護神を祀っています。




八方というのは、東、西、南、北、北東、南東、北西、南西のことで、

地相、家相、方位、日柄のすべての悪事を取り除く、という、スーパーすごい守護神がご鎮座しているのです。





その、もっとも吉祥の地とされるのは、ご祈祷を受けた人だけが入れると言われる、



「神嶽山神苑(かんたけやましんえん)」。




先ほどの根源の泉が湧く、「難波の小池」があり、お茶屋さんなども整備されていて、抹茶とお菓子を食べることもできますよ✨


※友人撮影




もはや別世界ですね✨✨

神聖な泉がわく、まさに寒川神社のご神域となりますよ。



神嶽山神苑




というわけで、ぜひ、石器時代からの聖地である神奈川県の寒川神社においでてくださいね✨





なお、民俗学者の巨匠(※超スーパー)である柳田國男は、





さむ…清らかで冷たい




かわ…泉や池





という古語であるとおっしゃってます。

これを最初に命名したのは、伊勢神宮を建立したヤマトヒメでございます。

伊勢神宮内宮の摂社にも寒川さんを祀っておりますので、探してみてくださいね✨