男性の手話通訳者が少ないのは

普通に仕事をしていれば

学ぶ時間がなかなか難しいということ、

そして一番は

経済的な問題ということでしょうか。


手話学習者

地域の登録手話通訳者

統一試験合格者

などの資格?で


到底、経済的な保障は全くなく

やはり手話通訳士の資格が

仕事としては

必要になるでしょう。


とはいえ

経済的な自立を考えて

手話通訳者の立場にいる人は

少ないように思います。


まあ、目的もそこにはないでしょうね。


それでも

私の周りでも

要望として

手話通訳者の対価について

対行政にアップ交渉を

手話通訳者集団として

取り組みはじめている所が増えてきたようです。


しかし、正当な労働対価を考えた時

私はNPOの事務局として

手話通訳を自分でコーディネートして依頼し

賃金も支払う立場で

逆に、やっぱりこのレベルに

お金は支払いたくはない、というのはあります。


つまり、手話通訳者の技量が

なかなか

お金をいただけるレベルに達していない層が

多すぎるという現実


自分の手話通訳の技術が

どれほどの対価になるか

考えたことはありますか?


あなたは

あなたの手話通訳にどのくらいのお金を出しますか?


自信を持って

この金額ですと

言えるレベルを目指しませんか。




先日、NPOとして

あるイベントに参加する為に

関係する会議に参加する必要があり、

聞こえないメンバーに出席をお願いしました。

手話通訳は

会議の主催者側が用意をしてくれる

ということでした。


が、用意されていた手話通訳者は

主催者側の関係者の

一応登録手話通訳者であるけれども

何年も通訳者会の勉強会には参加しない、

聞こえない方々から

手話が分からないで困っているで

有名な、でもお人柄の良い

なんちゃって手話通訳者でした。


会議後に聞こえない方から 

やっぱり全然内容が分からなかったと

残念な報告があり



手話通訳者の指名は出来ないので


今後は

ウチのNPOとして

手話通訳者を手配しました。

もちろんお金はNPOから出します。


支出は痛いですが

分からない手話通訳は

ただでも意味がないんです。


全く、ただより

怖いものはない…