初対面だった

手話通訳者レオさんは

手話通訳士の資格こそないけれど


休憩中に

お話しをしたところ

私より歳上で

かなり手話経験が長く

それなりにご自分の手話に

自信がおありの方でした。


ただ…

お話ししている時に

時々、私の声が聞き取れない?みたいな反応があり、

あれっとは思ってはいたのですが…


途中、まわりが騒がしい状況になり

発言される方の声が

たしかに聞き取りにくくなりました。


私もかなり聞き取りが厳しいとは

思っていましたが

なんとか通訳をおえて


レオさんに交代したところ

どうやら話者の声が聞こえないらしく

手が全く動かずでした。


結局、フリーズ状態が長かったために

3人目の手話通訳者が早めに交代されました。


まあ新人の頃なら

緊張してということも理解できない

訳ではないですが…


長く手話に関わっている中で

人間ですから

どうしても老化はしていきます。



もし自分が同じようになったら

手話通訳の引退を考えようと

あらためて実感しました。


とりあえず

まだまだ、そのつもりはないですが

きっと、いつか必ず

その日はくるでしょう。



それまでは日々精進!

一つひとつの現場は大切に

真剣に真摯に向き合うを

忘れないように。