講演会や研修、会議などでの

読み取り通訳のとき

大体は待機通訳者は

ぼーとしているのではなくて

フォロー態勢になっています。

 

このフォローが

実はとても難しいです。

 

どちらかといえば

特に先輩のような通訳者のフォローは・・・

嫌ですね(笑)。

 

まあ人にもよりますが

 

読み取り通訳の性質上

日本語音声にするまで

タイムラグがあるのは普通ですから

 

手話を見ながら

間を考えながら

日本語に再構築しているのか

 

手話が読めてなくて

困っているのかが

 

ワンテンポおかないと

判断がしにくい訳です。

 

この人は

自分よりも読み取り技術があるだろうと

思っている場合であれば

なおのこと

下手にすぐ言葉を発して

 

‘いや、いま、それ待っていただけだから

  ちゃんと読めているから

    余計なフォローはしないで!’

 

なんて言われる可能性もあるので

 

慎重になったりします。

 

で、慎重になっていたら

 

結局、読めていないという時

 

フォローしきれないほど

ダメージが大きい結果につながることもあり

 

ほんと、フォローのタイミングって難しい・・・。

 

 

~次回に続く