[問題]

 

電話で他社に連絡する場合の敬語の使い方として

最も適切なものはどれか、

下の四つの中から選びなさい。

 

1.うちの佐藤が参りたいと言っておりますが。

2.私どもの常務が参上したいと申しておりますが

3.こちらの常務さんが参上したいと言っておりますが。

4.私どもの常務の佐藤がうかがいたいと申しておりますが。

 

 

 

[正解]    1

 

 

解説的な話し 

 

  私の正解への導き方は、

 完全にこれは違うのではというものを排除して

 そのあと、深く考えました。

 まず、3は絶対にない!と思いますよね、

 常務にさんはつけません。

 身内である常務を尊敬している言い方ですから。

 次に、「申す」について、

 一瞬、違和感がないような気もしますが

謙譲語なので、適切とは言い難い。

一方、1.については特に

尊敬語としてのエラーは見当たらない。

従って、正解かなという考え方でした。

 

 

あまり、素晴らしいことも言えず、

解説と言い切れない曖昧さをご容赦ください(^-^;

 

 

 

 日常的に使用している尊敬語も

案外、誤用もあったりするので

一度、確認をする意味でも

過去問などあたってみるのもいいかもしれませんし

図書館等で

その手の本を借りてみて

知識の確認をするのもいいですね。

 

ちなみに、この問題は

かなり古い、1996年の問題なります。

 

 

また、 ビジネス用語など、知識的な問題は

現場でも役立ちますし、試験対策としても効果的でしょう。

 

 最初からわざわざ本など購入しなくても

 図書館に行かなくても

空き時間にネットで検索してチェックすることも出来ます。

 

自分にあった方法で

 色々な学びが出来ると良いですね。

 

 私は基本的には分からない言葉に遭遇したら

 仕事でなくても、すごく気になって、すぐに調べるタイプです。

 

 そして、誰かに言いたくなるので

 夫に蘊蓄を傾ける風に話したりもしますが

大体、嬉しい反応とは程遠い感じです(笑)。

 

 とはいえ、自分の口からアウトプットすると

 記憶が定着するので

 誰かにいう事は良いのではないかと思います。

 

 ぜひお試しあれ~。