ここまで2回

手話読み取りDVDについての話ですが

 

少し思いだしたことがあります。

前に、手話学習者の方から

‘ 頑張って、観ようと思うのですが

  なぜだか、すぐに眠くなってしまのです・・・(´・ω・`)

        どうしたら良いでしょうか?  ’

 

と質問を受けたことがありました。

 

そうそう、そうなんですっ!

 

いや、実は私も眠くなったりします(笑)。

 

特に長いお話し・・・

昔、全通研の魅力ある手話シリーズ

けっこう購入しましたが

いかんせん、あれは長くてですね、

なかなか読破できず、恥ずかしながら

私も未だに全部はみていないかもしれません。

 

ところが、手話通訳仲間でも

すごい勉強熱心の人もいます。

さらっと全部、観て勉強したって言うんです。

いや~反省しました・・・

で、その話を聞いてから

私も出来るだけ頑張らなくてはと

少しずつ観る努力をして

色々なことに気がつき始めたというのが

本当の所なのです。

 

ですから

読み取りDVDを観ると

眠くなってしまう人の気持ちは

誰よりもよく分かります。

 

と言って、解決策までは分からないのですが(笑)

 

とにかく、諦めないで

少しずつでも続けていきましょう。

(自分にも言い聞かせています)

 

 

 そして、

 

手話通訳者養成としての

自己学習時に役に立つ、おススメのDVDを紹介するなら

 

社会福祉法人 全国手話研修センター発行の

「手話通訳を目指す人たちのー読み取り学習用ビデオー」と

 

東京手話通訳等派遣センター 発行の

「読み取りDVDシリーズ」でしょうか。

 

学習方法はまだまだ細かく沢山ありますが

 

手話通訳者を目指す手話学習者のレベルであれば

あまり多くを取りいれるより

まずは手話の語彙を増やす、文法、手話のリズムをつかむを意識して

また何度も繰り返し見る事が効果的な学習になると思います。

 

そして、実は読み取りDVDで学んでほしい

大切なことがあります。

 

ただ手話そのものを学ぶというだけではなく

 

その人の人生を、思いを感じて欲しいという事です。

 

ちょっと大袈裟な言い方になってしまいますが・・・

 

読み取りDVDのお話しには色々な個人のお話しがつまっていて

手話の学習中だったりすると

とにかく手話を読み取るのに必死になって

忘れがちになりますが・・

 

皆さん、自分の色々な経験談をお話しして下さっています。

 

たとえば、生い立ちのこと、ろう学校の事、子育てのこと

自分の職場のこと、家族のこと

趣味のこと、ろう運動のこと

様々なテーマでのお話し

 

短い手話語りであっても

そこには確かにリアルな経験で

時には差別をされていきた話しなど

辛い経験などもあります。

 

そういう色々な思いの手話語りを

勉強の為という見方だけではなく

聞こえない方たちの歴史や、背景などを

理解していくという視点も

大切だと思っています。

 

 

東京では(他の地域でもあるかとは思いますが)

3月10日には東京大空襲、夏の終戦記念日など

昔は手で語り継ぐイベントがよく開催されていました。

DVD化されたものもあるようです。

 

また、自分に興味のあるテーマで

勉強とは関係なく

ゆっくり時間をかけて楽しみながら

手話DVDを観るのもいいのではないでしょうか。

 

また手話仲間と

自分の持っている手話DVDを使って

勉強会をやるのもいいですよ。

 

私が最近やっているのは

仲の良い通訳仲間と2人で

LINEビデオ通話でそれぞれの手話動画を使っての

プチ勉強会です。

 

最近はコロナ禍で色々制限もあり

同じ地域であっても

なかなか集まるという事も出来ないので

こんな時には色々工夫すると

また楽しく勉強もできます。

 

これもおススメです~ニコニコ