卒業式の日がやって来ました
よくアメリカの大学は
入るのは簡単だけれども卒業するのが大変
と言われます
息子が入学した大学の学部は
入るのも大変
出るのも大変
でした
優秀なお子さん達はもちろんそんなに
大変ではなかったと思います
卒業式にかぶるキャップ
学部によって違う色のタッセル
工学部はオレンジです
卒業式で飛ばす紙飛行機もいっしょに
息子の学部は
工学部航空宇宙工学科
陸海空士官学校を除き
アメリカで一番多くの宇宙飛行士を
出しています
大学に合格した時に
この学部のこの専攻で
合格おめでとう
と通知が来たのですが
入学してみたら工学部は全員
First Year Engineering
と言うコースを取り
1回生終了時の成績で希望の専攻に
行けるかどうかが決まる
と言う事が判明
え?航空宇宙工学科に合格じゃなかったの?
とびっくり
本人もびっくり
卒業式が午後からだったので
その前にレセプション
各専攻ごとにレセプションが開かれます
航空宇宙工学科に行くには
かなり高い成績が必要でした
成績が取れなくて専攻を変えた子もたくさんいます
私も息子に
もう航空宇宙工学は諦めて
機械工学かなんかに変えたら?
と言ったら
母さん
うちの工学部は航空宇宙工学と機械工学がトップなんだよ
なんて言われたり
1回生の成績ではこの専攻が取れずに
もう一回1回生をやり直して
2年目には航空宇宙工学科に入れました
レセプションのごはん
これはシンガポールの
インターナショナルスクールの
イベントごはんの方が豪華でした
でも気持ちがありがたいです
航空宇宙工学科1年目で
NASAのインターンシップに出願しましたが
3時面接で不合格
2年目は合格して1年間大学を休学し
NASAでのインターンシップに行きました
去年ずっとヒューストンにいたのは
NASAで働いていたからなんです
これは何よりも得難い経験になったようです
ミッションコントロールセンターで
ロケット打ち上げのプロジェクトに
参加させてもらっている息子
サンドイッチなどの軽食
宇宙は大好きだけれど
ロケットや衛星を作るのではなくて
飛ばす方に興味があるらしく
卒業後はビジネス的な事を経験して
行きたいそうです
餃子もどきもありました
成績優秀な学生さんは
そのまま同じ大学の大学院に進む子もいます
この前で写真を撮ってくれます
卒業式の会場
卒業式は1日3回3日間に渡って行われます
工学部は2回に分けられていました
電気工学科と機械工学科は
人数が多いので別の回
航空宇宙工学科や土木工学や科学や建築などが一緒でした
Educational Engineering と言う
あまり聞いた事がない専攻もありました
航空宇宙工学科の伝統行事
学長が卒業をアナウンスしたら
紙飛行機を飛ばします
学長のいちばん近くに飛んだ紙飛行機は
学長のお部屋に飾ってもらえるんだそうです
卒業生が溢れています
みんな嬉しそう
おめでとう
Class of 2023
マスコットの機関車と一緒に
今までよりもこれからの方が
大変な事が待っているけれど
頑張った成果の卒業
本当におめでとう
絶対「買い」のストウブ君たち
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