漫画

『窮鼠はチーズの夢を見る』
『俎上の鯉は二度跳ねる』

著者:水城せとな

大伴恭一は、優柔不断で流されやすいサラリーマン。妻をきちんと愛せず、妻の知佳子は買い物でストレスを発散していた。知佳子は、恭一の大学の後輩・今ヶ瀬渉に、恭一の浮気調査を依頼する。今ヶ瀬渉はそれをネタに恭一を脅し、関係を迫る。







水城さんは、少女漫画の『失恋ショコラティエ』が有名かと思っていましたが、どっこい、BLの方もかなりの歴史です。
なんというか、非BL作品の方ではあまり賢くなさそうな女の子が多く、いまいち好きになれないところが多かったです。そして、残念ながら、BLでもがっつり女性が登場します。主人公の元妻とか。
女の子が出る作品が苦手な方には危険かも。

とはいえ、2回以上読んだ理由としては、とにかく今ヶ瀬が健気で可愛らしかったから。
とりあえず、恭一って結構最低だと思うんですけど、そんな恭一のことを7年も想い続けてた彼の熱い思いがよく描かれていました。
どちらかというと、ワンコ系が好きな方におすすめ。