以下は、中谷彰宏 著の書籍
『お金持ちはお札の向きがそろっている』の一節に記されています。
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「儲けるために、時々、ズルをする人がいます。
ズルした人を見たときに、
1:「自分もやらないと損」と考える人
2:「あんなことやらなければいいのに」と考える人
の2通りに大別されます。
短期で儲けることを「ズル」と言います。
長期的なズルはありえません。
ズルは常に短期です。
ズルをマネした人は短期で終わってしまうので、貧乏になります。
ズルをして失敗するより、ズルのマネをして失敗する人は、
被害がもっと大きくなる。
最初にズルをした人は、自分の頭で考えてやっています。
何か問題が起こった時も必死で考える。
ところが、ズルのマネをした人は何も考えないで入っていくので、
もっと損をする。儲け話はどこにでも、いつの時代にもある。
バブルの時代に、「今、株をやらないやつはアホだ」と
誘われて株を買った人は、必ず失敗しています。
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と、あります。
僕はこの中で
「ズルのマネをした人は何も考えないで・・・」という部分に
非常に共感しています。
ちなみに「ズル」とは書籍に記載は無いですが、
抜け道的な事で法を犯すことではありません。
で、話を戻すと、このズルい方法、市場に出回る頃には
「レッドオーシャン」であり、けして「ブルーオーシャン」では無いと思うんです。
「レッドオーシャン」にも関わらず、無策に戦えば滅びるだけです。
どうせなら、ズルをするにしても、
【自分の頭で考えて】
既出の手段をカスタマイズしたり、またクリエイトしたりする事が
できないなら、むやみに手を出すべきではないと思います。