海外旅行中のデータ通信量は、使い方によって大きく変わる。SNSの閲覧だけなら1時間で100MB程度だが、動画視聴が加わると1時間で1GBに達することもある。旅行日数と使い方を掛け合わせて考えることが、容量選びの第一歩だ。この記事では、用途別・日数別のギガ数の目安と、通信手段の選び方を具体的に解説する。


海外旅行で必要なギガ数の目安
海外旅行で必要なギガ数は、旅行日数×1日の使用量で計算するのが基本だ。
一般的な目安は以下の通り。

  • 短期旅行(3日程度): 3〜5GB
  • 1週間の旅行: 5〜10GB
  • 2週間の旅行: 10〜20GB
  • 動画視聴やビデオ通話が多い人: 20GB以上

ナビや地図アプリ、SNS投稿、写真のバックアップ程度であれば、1日1GB前後が目安になる。動画をよく見る人は、1日2〜3GBを見込んでおくと安心だ。
用途別に見る必要ギガ数
用途によってデータ消費量は大きく異なる。以下は1時間あたりの一般的な目安だ。
地図アプリ・ナビ
Googleマップなどのナビアプリは、1時間あたり5〜10MB程度と消費量が少ない。海外旅行で最も使う頻度が高いアプリだが、負荷は軽い。
SNS・メッセージアプリ
InstagramやLINE、X(旧Twitter)などは、写真や動画の閲覧を含めると1時間で100〜150MB程度消費する。
音楽ストリーミング
SpotifyなどのストリーミングはHigh音質で1時間あたり40〜60MB程度。オフライン再生用に事前ダウンロードしておけば、旅行中のデータ消費を抑えられる。
動画視聴
YouTubeなどの動画は、標準画質(SD)で1時間あたり約300MB、高画質(HD)だと1GBを超えることもある。
ビデオ通話
ZoomやFaceTimeなどのビデオ通話は、画質によって1時間あたり200MB〜500MB程度消費する。


データ容量を節約する3つの方法
海外でギガ数を無駄にしないための工夫は以下の3つ。

  1. ホテルやカフェのWi-Fiを活用する: 宿泊先や飲食店の無料Wi-Fiを積極的に使い、モバイルデータの消費を抑える。
  2. アプリのデータセーバー機能を使う: YouTubeやInstagramには画質を下げてデータ消費を抑える設定がある。
  3. 地図やコンテンツを事前にダウンロードする: Googleマップのオフライン地図機能や、動画・音楽の事前ダウンロードで現地でのデータ消費をゼロに近づけられる。

海外でデータ通信をする方法
海外旅行でデータ通信をする方法は主に3つある。

  • 国際ローミング: 契約中の通信会社のプランをそのまま海外で使う方法。手続き不要だが、料金が高額になりやすい。
  • 現地SIMカード: 現地の通販店やコンビニで購入するSIMカード。料金は安いが、端末のSIMスロットに物理的に差し替える必要がある。
  • eSIM: 物理カードの差し替えが不要で、スマホの設定画面からアプリやQRコードで即座に開通できる通信方式。対応機種であれば、現地到着前に日本国内で設定を済ませておける。

eSIMは、複数の国を周遊する旅行でもプランの切り替えがしやすく、近年利用者が増えている選択肢だ。データ容量無制限のプランを提供するHolaflyのようなeSIMサービスなら、ギガ数を都度計算する手間自体をなくすこともできる。
よくある質問
Q. 1週間の海外旅行で何ギガあれば足りますか?
 A. SNSと地図アプリ中心なら5〜7GB、動画視聴も含むなら10GB前後を目安にすると安心だ。
Q. 動画を見なければ少ないギガ数で足りますか?
 A. はい。ナビとメッセージアプリの利用のみなら、1日1GB以下でも十分なケースが多い。
Q. ギガ数を使い切ったらどうなりますか?
 A. 契約内容によって、通信速度が制限される場合と、追加購入が必要な場合がある。事前に上限を確認しておくことが望ましい