京都市左京区吉田下大路町、神楽岡に鎮座する宗忠神社。
真如堂の真正面にあることから桜、紅葉の季節には人が絶えません。
■狛犬
備前焼。
備前焼で逆立ちをする狛犬は京都には2ヶ所のみ。
岡山県、石川県金沢市に多く見られます。
■一の鳥居
■正参道
■二の鳥居
宗忠鳥居。1982年(昭和57年)石造にて再建。
当社発祥ではなく以前より各地に存在した形式と考えられます。
比較的大型であったため代表的に分類名称とされたとのこと。
柱と笠木は丸太材、貫は角材、その貫が柱の両端に貫き出ています。
額束がなければ鹿島鳥居、額束があれば宗忠鳥居。
■手水舎
■ご神水井戸
神井。神井戸。神楽岡の霊水。
黒住教教祖である黒住宗忠(1780-1850)を祀ります。
1814年(文化11年)設立とされます。
1856年(慶応元年)孝明天皇勅願所。
1862年(文久2年)門人により宗忠神社創建。
1876年(明治9年)神道黒住派として独立。
■拝殿
1937年(昭和12年)拝殿改築。
■本殿
1912年(明治45年)境内拡張に伴う遷座。
祭神は天照大御神、八百万神、教祖宗忠神。
向かって拝殿左側、南側に位置する境内社。
■忠春社
宗忠門人である赤城忠春を祀ります。
■神明宮
■白山社
北側の鳥居。
■勅使門
こちらが創建当初の正参道。勅願所であったことから命名。
■狛犬
勅使門の鳥居。