聖徳太子の愛犬として伝承・・・

 

聖徳太子信仰と、犬に対する民間信仰が習合しています。

 

 

■石造雪丸像

有形民俗文化財。

花崗岩製。総高65㎝。

台座は幅37㎝、最大奥行57㎝、最大高50㎝。
像部は最大幅34㎝、最大奥行57㎝、最大高50㎝。

1791年(寛政3年)大和名所図会の挿絵、1826年(文政9年)道中日記の記述などから、江戸時代の石造狛犬との共通性が見られ、江戸時代造立と考えられます。

 

 

■石碑

雪丸塚

 

 

■雪丸

雪丸くん。男の子。おちゃめで初心な1歳。

王寺町公式マスコットキャラクター。王寺町観光広報大使。

 

■西門

国道168号線に面している門です。

 

 

西門東側。

 

■一夜竹

一夜にして芽が出た達磨大師の伝説によります。

種類は蓬莱竹[ほうらいちく]で達磨竹ともよばれます。

 

 

 

藤棚の根も一夜竹と同じあたりから生えています。

 

数本のつるが伸びています。

 

まるで綱引き・・・・

 

 

 

■放生池

 

 

 

王寺町出身の片岡八郎利一(-1332)は鎌倉後期の武将。

 

大塔宮護良親王(1308-1335)の重要な家臣としての忠義、功績を讃えられ、実に580年以上の時を経て1915年(大正4年)正五位を授与。

 

1882年(明治15年)十津川村に花折塚碑建立。
1940年(昭和15年)皇紀2600年記念事業にて小学校に石心松操碑建立。

 

■石心松操碑

片岡八郎利一彰忠碑。

1940年(昭和15年)皇紀2600年記念事業にて小学校に建立。その後当地に移築。

 

 

■片岡春利墓(左)、片岡八郎利一墓(中)、大塔宮候人塚(右)

1977年(昭和52年)新設。

 

中央の片岡八郎利一(-1332)は大塔宮(1308-1335)に忠義を尽くし討死。

片岡家7代当主。

 

左の第27代片岡春利(1534-70)は片岡城(上牧町下牧)城主。

1569年(永禄12年)松永久秀、久通と戦いのちに病死。

 

 

■大塔宮候人塚

 

■松永久秀墓

無縫塔。塔高50㎝。

松永弾正久秀墓 天正五年十月十日との銘文。

松永久秀(1508-1577)は大和国の戦国大名。

織田信長に反逆し、信貴山城の戦いにて自害。

首は安土へ送られ、遺体は筒井順慶により達磨寺に葬られたとされます。

 

 

■達磨寺旧本堂瓦製露盤

 

 

■九重達磨塔

永代供養塔。

 

 

1918-1933年(大正7-昭和8年)頃の絵葉書。

 

■戦没記念碑

 

■忠魂碑

 

 

■石碑

1442年(嘉吉2年)の刻銘。

 

 

■達磨寺中興記石幢

重要文化財。八角形の石幢[せきとう/せきどう]。

高さ184cm。

1448年(文安5年)南峯祖能和尚により建立。

1435年(永享7年)に南禅寺の惟肖和尚が記した達磨寺中興記を塔身(幢身)に陰刻。

 

旧仏教勢力による弾圧によって荒廃していた達磨寺を、南峯和尚が山名時熙と室町幕府の将軍足利義満、義持、義教の力添えをえながら中興を成し遂げていった経過が刻まれている。

 

 

 

■達磨寺中興記石幢地下遺構

 

■備前焼大甕

 

■青磁香炉

2000年(平成12年)出土。15世紀製作の青磁香炉。

1442年(嘉吉2年)銘の石碑の下、15世紀製作の備前焼大甕の中より発見。

 

中興記石幢建屋西側。

 

 

境内北東側にはこども園が隣接します。

 

■片岡の里こども園