右京区北嵯峨朝原山町にある嵯峨山上陵[さがのやまのえのみささぎ]。
大覚寺の北方の朝原山(御廟山、御貌山)上に位置します。
■道標
南)嵯峨帝陵 後宇多帝陵 北十三町
西)後宇多天皇皇后今林陵参拝道
■観空寺参道
観空寺参道には向かわず右折。
■府道136号大覚寺平岡線
この正面左手が朝原山(御廟山、御貌山)。
■称念寺
巨大な楠が見えてきました。
見事な楠!ここだけ道幅が狭まり蛇行!
道が右に折れるあたり・・・・・ついに現れました。
■歴史的風土特別保存地区碑
■道標
嵯峨天皇嵯峨山上陵参拝道
さぁー登ります!気合い気合い!
犬の散歩禁止。
豚熱の蔓延防止のために靴底の水洗いを!
■保安林
京都大阪森林管理事務所。
結構登る覚悟はできているものの、先の見えない不安は拭えません・・・
突然、眺望が開けました!
■大沢池
■大覚寺護摩堂
綴れ折りが尽きない!
あーようやく見えてきましたね・・・・・
体感的には30分以上登ってたような気分でしたが、実際は15分ほど。
■見張所
何らか、祭祀用の準備でしょうか。
鍵・・・・・・
陵名:嵯峨山上陵
陵形:円丘(直径38m)
嵯峨天皇は薄葬を望み、遺骸は人知れぬ山中に葬られたため、延喜式諸陵寮にも登載されず中世以降所在不明のままでした。
この地に痕跡は無かったものの、7つの自然石の巨石が存在し、嵯峨天皇御陵岩と呼ばれていたことから、蒲生君平(1768-1813)の説を採用し治定。
■制札
嵯峨天皇 嵯峨山上陵[さがのやまのえのみささぎ]
■一般拝所
■特別拝所
■陵号碑
嵯峨天皇嵯峨山上陵[さがのやまのえのみささぎ]
嵯峨天皇(786-842:在位809-823)は桓武天皇(737-806:在位781-806)の第5皇子。
宮廷中心の唐風文化が栄えた平穏な治世でした。
最初の源氏、嵯峨源氏の祖であり、23人の皇子のうち17人が臣籍降下して源氏となりました・・・・
拝所の左より陵の周回路を巡ります。
登りですね。
あー右手に見える陵はこんもり円墳のような・・・・
陵後方に向けて急傾斜の石段を登ります。
登り傾斜はしだいに緩やかに・・・
■嵯峨天皇陵池
陵後方、北西側にある池。
血の池と呼ばれ、神霊スポット扱いもされているようです。
北西側、陵背後。
緩やかに下り。
左手、東方方面にトラローブの張った枝道。下山道あり。
ぐるりと巡り、拝所右側に無事帰還。