古くは一帯が化野[あだしの]と呼ばれる埋葬地でした・・・・
中世以降、愛宕神社の鳥居前町として発展。
明治大正期の門前町の名残を残す、茅葺家屋の多い嵯峨鳥居本上地区です。
嵯峨鳥居本は、重要伝統的建造物群保存地区(2.6ha)。
伝統的建造物群及びその周囲の環境が地域的特色を顕著に示しているとされます。
■京都府道50号京都日吉見山線
■鮎の宿つたや
■道標(京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町)
右「左 清和天皇水尾山陵、嵯峨天皇皇后嵯峨陵 参道」
左隣「史蹟及名勝嵐山指定」
■一の鳥居
京都市右京区嵯峨愛宕町、愛宕山(標高924m)山頂に鎮座する愛宕[あたご]神社の表参道における一番の鳥居です。
毎年8月16日の五山送り火の鳥居形は、この鳥居に因みます。
20時20分、五山一番最後のトリとして、曼荼羅山の鳥居形松明に点火されます。
愛宕神社は、全国に約900社ある愛宕神社の総本社。
811年(弘仁2年)嵯峨天皇により一の鳥居創建。
江戸中期、愛宕詣の門前町として繁栄。
明治時代、愛宕街道沿いに町家・茶店が建ち並び繁栄。
■鮎茶屋平野屋
鮎司平野屋。創業400年。
名物は志んこ。
見た目はねじれパスタのような形状の、茶(ニッキ)・緑(お茶)・白の三色米粉団子を薪で蒸し、きな粉、黒糖をまぶします。
千社札が至るところに・・・・・
■京都府道137号清滝鳥居本線
■お亀石
愛宕神社の表参道、それが一の鳥居を起点とする50丁。
駐車場、清滝バス停のある清滝口鳥居(二の鳥居)から愛宕神社までは、片道約2時間半。
これが清滝ルート(4.5km、標高差850m)。