三重県津市美杉町太郎生にある日神[ひかわ]不動院。
■鳥居
■手水舎
手水舎内右脇に日神[ひかわ]石仏群のひとつ、種子自然石塔婆があります。
■不動院の種子碑。
津市指定有形文化財。阿弥陀三尊種子自然石塔婆。
大洞石(凝灰岩)製。鎌倉後期。
線刻は下部に三角形の台座、その上に蓮華座、月輪、上部に阿弥陀三尊の種子(しゅじ:密教において仏尊を象徴する真言)があります。
上部にह्रीः[hrīḥ:キリク]阿弥陀如来、下部にस[sa:サ]聖観音、सः[saḥ:サク]勢至菩薩が並ぶ阿弥陀三尊。
山際には小祠、五輪塔など。
1980年代頃には仲善寺(日神山不動院仲善寺)は廃寺。
寺内の一宇であった不動堂のみが今尚存続しています。
■日神[ひかわ]不動院
不動堂。
本尊:不動明王立像
日神不動院正面。
日神不動院側面。
日神不動院背面。
■日神不動院のオハツキイチョウ
三重県指定天然記念物。
樹高25m。
銀杏が葉の先や裏にできる珍しい樹木。
オハツキの葉はほんの一部。多くは普通に葉と実が別。