現存する国内最古の法堂[はっとう]建築とされます。
そもそも相国寺の法堂は1391年(明徳2年)創建。
現存法堂は実に5度目の再建であり、1605年より417年もの時を経て存続しています。
■法堂
重要文化財。法堂建築として最古。
無畏堂[むいどう]、雷音堂、本堂、仏殿とも呼ばれます。
1605年(慶長10年)豊臣秀頼寄進により再建。
法堂南側正面。
正面28.72m、側面22.80m。
■蟠龍図
鳴き龍として知られます。
狩野光信(1565-1608)作。光信は永徳の長男。
本尊は釈迦如来坐像、脇侍には阿難尊者像、釈迦尊者像。
運慶作と伝わります。
法堂南東側。
法堂東側。開山堂より。
北東側の渡廊より内部を拝観できます。
方丈の勅使門越しに見た法堂北側。
法堂北西側。
法堂西側。
■玄関廊
重要文化財。相国寺本堂(法堂)附玄関廊。
1605年(慶長10年)建立。
桁行五間、梁間四間、一重裳階付、入母屋造、本瓦葺。
法堂南西側。
この写真を見たら、方丈でないことは一目瞭然・・・・・
たった1つだけ額に五芒星があります。