湛空廟[たんくうびょう]は第三世住持である湛空上人の碑を祀ります。
法然の分骨が納められているとされ、法然廟とも呼ばれます。
■湛空廟
湛空上人廟、法然上人廟。京都市指定文化財。
正信房湛空[1176-1253]は法然門弟であり二尊院第三世。
折上格天井。
湛空廟の向かって左側の道へと進みます。
■時雨亭跡
藤原定家の小倉山荘「時雨亭」があったとされます。
他にも厭離庵、常寂光寺に時雨亭候補地が伝わります。
湛空廟の向かって右側の道へと進みます。
■嵯峨家墓
■藤原斎信墓
従一位前左大臣藤原朝臣斎信(967-1035)は平安中期の公卿、歌人。
■吉田光由墓
角倉了以の一族であり、和算家である吉田光由(1598-1672)の墓地推定地。
■鷹司房輔宝篋印塔
後景皓院とは鷹司房輔[1637-1700]の号。元禄13年没。
■九重石塔
■鷹司輔平墓
前関白従一位左大臣輔平とは、鷹司輔平[1739-1813]のこと。
■角倉了以墓
角倉了以[1554-1614]は朱印船貿易で財を成し、水運の父と呼ばれた京都の豪商。
■鷹司家墓
■三帝陵
大覚寺統の初期三天皇の分骨を供養。
■亀山天皇宝篋印塔
亀山天皇(1249-1305;在位1260-1274)は第90代天皇。
■後嵯峨天皇五重石塔
後嵯峨天皇(1220-72;在位1242-46)は第88代天皇。
■土御門天皇十三重石塔
土御門天皇(1195-1231;在位1198-1210)は第83代天皇。