メスリ山古墳南東の岩船山、小高い台地の集落内に鎮座します。
上之宮集落。
■定書
■社号標
■手水鉢
&サンルーフ。
■吐水口
亀か、贔屓でしょう。
■鳥居
■平成大造営碑
平成11年竣工。奉加金氏子2,189万円、出氏子508万円。
境内西側の石造物群。
■境内社
■庚申
境内南側の石造物群。
■石造宝塔
重要美術品。1341年(暦応4年)銘のある浅古宝塔に酷似。
同時期、同製作者と推測されています。
花崗岩製。塔高1.65m。
四方に降棟、先に鬼板、軒に檜皮葺型、軒裏に垂木型。
塔身軸部には高欄、正面には仏座像陽刻、二重の基礎は横並びに各3区画。
■万葉歌碑
家にあらば 妹が手まかむ草枕 旅に臥やせる この旅人あはれ
聖徳太子作、間中定泉(法隆寺第105代管長:1963-82)揮毫。
この歌は聖徳太子の説話と深く関連します。
そして聖徳太子が斑鳩宮に遷るまで過ごしていたのが、ここ上宮。
近隣に発掘された上之宮庭園遺跡が、上宮跡とされます。
■狛犬
■拝殿
■狛犬(本殿前)
■本殿
祭神:武甕槌命、経津主命、天児屋根命、姫大神
本殿には、上下段2対の木造狛犬。
境内北側の石造物群。
■金毘羅大権現
■愛宕大権現
■稲荷大明神
祭神:宇迦之御魂神
鳥居下の石造物群。
仏教関連のものが目立ちます。
古くは上宮寺鎮守社・磐船明神でした。
享保年間(1716-36)春日明神を配祀、春日神社と改称。
■神輿庫
■神輿
本殿周りの社叢。
■上宮寺
飛鳥時代に存在した古大寺院の後身寺院と考えられます。集落で運営。
■地蔵尊
上宮寺跡地。飛鳥時代の古瓦が出土し、古代寺院があったとされます。
聖徳太子ゆかりの寺院。