奈良県御所市玉手にある孝安[こうあん]天皇陵。
孝安天皇の和風諡号は日本足彦国押人天皇[やまとたらしひこくにおしひとのすめらみこと]、大倭帯日子国押人命[おおやまとたらしひこくにおしひとのみこと]。
墳丘北東より。
BC506年(懿徳天皇5年)誕生-BC393年(孝昭天皇83年)崩御。
欠史八代の一人、実在性に乏しい人物と考えられています。
■制札
拝所のすぐ近くに設置されることの多い制札ですが、参道が長い場合ほど、拝所から離れた参道入口付近に見かけることが多いようです。
陵名:玉手丘上陵[たまてのおかのえのみささぎ]
石畳の参道は蛇行しています。
左のコンクリート舗装は神社参道。
蛇行を繰り返しながら、次第に傾斜がきつくなり、石段へと変化。
突然広大な平地へと、視界が開けます!
拝所の高さと台形状の裾の広がりのせいでしょうか・・・・・・
何故かマヤ遺跡を彷彿とさせるような、不思議な光景!!!
■見張所
見張所裏手の崖地。
ここは立入禁止区域なのでご注意を。
葛城山系を一望。
■一般拝所
特別拝所は斜め横向きです。
満願寺鐘楼よりの道。
満願寺本堂から鐘楼への登り石段、あるいは金毘羅神社参道途中の墓所の道から、拝所、墳丘の周回道へと繋がります。
満願寺本堂を俯瞰。
■特別拝所
■石標
孝安天皇玉手丘上陵。
■墳丘
円丘。
ぐるりと見張所裏の擁壁まで到達。
拝所を南より。
墳丘を西より。高架は京奈和道。
■満願寺参道石標
満願寺川に沿う道。
■地蔵尊
墳丘南西より。左の石段が満願寺、右の鳥居が孝安天皇社、金毘羅神社参道。
■満願寺
■金毘羅神社一ノ鳥居
左が孝安天皇神社。右が金毘羅神社。
■孝安天皇社
社殿背後に拝所が位置します。