直線でこれほど長い階段・・・
全国数々の陵墓の中でも、他に類を見ないのではないでしょうか。
寺社の参道でも、ここまで巨大な直線階段はなかなか存在しないのでは・・・・・
伏見桃山陵(ふしみのももやまのみささぎ)は京都市伏見区桃山町古城山にあります。
1852年(嘉永5年)誕生、1912年(明治45年)崩御。
追号はもちろん明治天皇。
■制札
230段の石段!
見下ろすとこんな感じ。絶景かな(^^)
■見張所
■手水鉢
■一般拝所
神武天皇陵同様、ここに一つ目の木造神明鳥居が建っています。
木製の玉垣は、行事の際には取り外し可能なようです。
特別拝所までは、かなりな距離がありますね。
■特別拝所
こちらは堅固な石製の玉垣に、透かし格子の銅製扉。
■石標
明治天皇伏見桃山陵。
さらに奥に3つ目の神明鳥居。両脇に石燈籠も見られます。
■墳丘
正面から石葺のこんもりとした円丘がよく確認できます。
総面積9,137㎡。
墳丘の形状は上円下方墳。
最下段は一辺約60mの方形檀。
三重に方形墳が重なり、最上段の円丘部は直径約30m、高さ約6.3m。
円丘部表面は、さざれ石葺き。
石灰を詰めた木槨に棺を納め、コンクリート製の墓坑には石蓋をし、コンクリートで固めています。
永らく火葬が続いていましたが、明治天皇以降は再び、天武天皇以前のように荼毘に付さない土葬の古制を復活させています。
■宮内庁書陵部 桃山陵墓監区事務所
こちらは別棟の建物。