茅原集落より眺めた三輪山。

古来よりの風景を今も残してる場所です。

 

 

 

 

神御前[かみのごぜん]神社

大神神社摂社

祭神:倭迹迹日百襲姫命

 

■鳥居

 

 

背後に三輪山がくっきりと望める絶好のロケーション。

 

■本殿

 

祀られている倭迹迹日百襲姫命[やまとととひももそひめのみこと]は、すぐ近隣の箸墓古墳の被葬者と考えられています。

 

 

 

 

 

 

 

富士厳島神社

大神神社末社

 

背後には一本の大欅。

 

 

 

■本殿

一段高い丘に左右二社並んで鎮座。

社号標の並び通りとすれば、左は厳島神社、右は富士神社。

祭神:市杵島姫命、木花咲耶姫命

 

大欅の幹。思った以上の迫力です。近付くと痛みも激しい。

 

根の張りにどことなく違和感を感じて、近付いたり離れたりして観察・・・・・・・。ぐるり回り込んで見てみると飛んでもない巨石を巻き込んでいます!!

 

あ!!!あれ??え~とこれは・・・・・・・

 

瞬間、脳内神経が記憶の引き出しのあちこちを目まぐるしく探しまくりました。何か知ってるような、何かのような、ええ??一体何やろこれ(^^;)

 

さて・・・

 

 

石垣にしては突然大きすぎるし。

かと言って、この小さな社のためにわざわざこんな巨石を組むのはどこか不自然・・・・

 

 

はい正解はこれでした(^^)/

 

玄室。そう、古墳内部にあった石室です。

墳丘が失われ横穴式石室が露出しているんです。

 

石舞台古墳を想像してみてください。あれです。

 

 

■弁天社古墳

玄室内には家形石棺が今も安置されています。

 

■家形石棺

凝灰岩製。刳抜式。屋根のような形状ですが一般的な家形である寄棟と考えると、手前側が破損しているように思えます。

 

 

 

 

 

あえてこの地に神社。

 

古墳を守る、あるいは祀る意味合いもあったんでしょうか。

それとも地中に大岩があったため開墾も削平も断念し、やむなく丘のままだった地を利用したとか。

 

 

北側の建物。

 

 

 

 

■消防ポンプ車庫

 

■地蔵堂

左から観音像、磐、地蔵でしょうか。

 

 

■手水鉢・水盤

 

 

■社務所

 

 

■茅原區集會所