見る者をこれほど圧倒させる神社は珍しい!!!
巨大な磐座を御神体とする社殿のない神社。
■参籠殿
年2回のお縄掛け神事に氏子の集う建物。授与所を兼ねます。
割拝殿によく似ています。
■門
参籠殿を抜け、いよいよ御神体に対面します。
鳥居をもとにしたような小さな神門を潜ります。
■御神体
突然視野全体を一枚岩の大壁に塞がれます。
この瞬間、あまりにも予期せぬ迫力の光景だけに動揺が走るような、
ある種パニックに揺さぶられるような驚きに襲われます。
しだいに理性を取り戻し、直面している状況が段々把握できてくると、
畏怖や感動の念が湧き出してきます。
磐座の麓にある高さ6m、幅2.5m、深さ0.5mの「ほと穴」と呼ばれる
大きな窪みが伊弉冊尊の葬地とされており、前面に拝所を設置。
■伊弉冊尊[イザナミノミコト]
境内の上空を見上げると、大綱が掛けられています。
大綱は御神体である高さ45mの岩窟頂上から、一端参籠殿脇の
中継点である高柱に掛け、更に境内南隅の松の御神木のあった
位置に現在設置されている短いコンクリート柱まで170mもの綱を
渡しています。
■幡旗
長さ10mの三旈の幡形が吊るされています。
ミシュランのビバンダム?、ゴーストバスターズのマシュマロマン?
ベイマックス?
そんな・・・・・どこか愛らしいふっくらした人の形にも見えます。
■高柱
柱の上端にある窪みに綱が掛けられているだけです。
電柱を太くしたようなコンクリート製です。
■王子ノ窟(聖ノ窟)
御神体の対面にある高さ12mの巨岩。
伊弉冊尊の御子・軻遇突智尊の墓所であり、前面に拝所を設置。
■軻遇突智尊[カグツチノミコト]
王子ノ窟の脇には海岸へと抜ける小さな道があります。