持ち上げられない!
今日は「ワープロの日」
1978(昭和53)年、東芝が世界初の日本語ワープロを発売した。
値段は630万円だった。
630万…しかも30年近く前の630万円だから、相当な金額だ。
日本語ワープロが最初に現れたのは1977年のビジネスショウでのことで、シャープから参考出品の形でかな漢字変換方式の試作品が展示された。
その後、1978年9月26日に東芝から本格的なワープロの製品「JW-10」が発表され、データショーにおいてデモ展示された。
「JW-10」はキーボードによるかな漢字変換を実用化し、24ドットの表示・印刷機能とハードディスク記憶装置を持つもので、当時としては画期的なものだった。
このワープロ、形はデスク型で重さは180kgもあったらしい!
その後少しづつ小型化・低価格化が進み、1979年9月にシャープから発表された「書院」は初のタブレットによるペンタッチ入力を採用し、重さは80kg、価格も295万円といずれも半分以下になった。
1980年にはいると一気にワープロ界がにぎわってきた。
熱転写式プリンタが出たのもこの時期。
1982年11月には東芝が初の卓上一体型のポータブルワープロ「JW-1」を発売。
1983年4月にはシャープから熱転写プリンタ一体型の「WD-800」が発売されたがこれは価格面でも今までとは破格の50万円を切る製品となった。
この頃からワープロの低価格化が進み、それにともない家庭への普及が始まった。
1980年代後半には初の4色カラー印刷可能の機種が発売され、
その後、初の大型液晶採用のワープロが発売された。
さらにAI機能搭載のもの、初の56ドット印字フルカラー印刷の出来るもの等、ワープロはどんどん進化を続けていった。
もはやワープロは大型液晶,FDD搭載が当たり前の時代となったのだ。
しかし、1990年代半ばから、ワープロの販売台数は徐々に減少し始める。
2000年の販売台数は約26万台とピーク時の10分の1にまで落ち込んでしまった。
それはもちろんパソコンの低価格化による普及のためだ。
私が初めてワープロを使ったのは、もう20年近く前のことだったように思う。
知人にもらったOASYSで、確か熱転写式のものだったと思う。
スクリーンは当然白黒で、高さ10センチもないようなものだった。
それでも、いろんなことにけっこう重宝した。
なんせそれまではリストを作るにも手書きで書いていたのだから、フロッピーにいったん保存しておけばそれをいつでも印刷出来るというのはかなり画期的なことだった。
それから、しばらくして買ったのがやはりOASYSで、今のノートパソコンを分厚くしたようなものだった。
重さもかなり重かった。
今度は当然白黒だけどスクリーンが全面にあり、普通紙にカラーで印刷出来るということでものすごく嬉しかった。
ビデオ入力というものが付いており、ビデオから取り込んだ画像を使って年賀状を作ったりしては喜んでいた。
今見たら、画像は不鮮明で色もかなり良くないものなのだけど、そういうことが自宅で出来るというのがなにしろ画期的なことだったのだ。
それからしばらくすると、確かスクリーンがカラーというものがあらわれたと思う。
しかも、私が買った白黒程度の値段で…
あれは悲しかった…
友人が買ったものの話を聞いてとてもうらやましく思った。
でも、結局買わなかった。
当時のワープロには別売りのモデムを買って取り付けて、インターネットが出来た。
その頃ではまだ珍しかった「パソコン通信」(要するにメールのこと)というものをしている人が知人にいて、当時としてはすごいというよりも、まさに未知の世界で、楽しいものなんだかどうかさえわからず、私も興味は持っていたもののモデムを買うまでには至らなかった。
結局は、文章を打つ、リストを作る、年賀状を作るのための道具だった。
最近は年賀状自体を作らない。
年賀状はもらうとうれしい。
というか、元旦にちょっとしか来ないと寂しい…
皆、そうとは限らないけど、やっぱり新しい年の幕開けの区切りとしても昨年のお礼としても贈りたい…
だけど、ついつい忙しさにかまけてしまう。
今年は頑張って作りたいなぁ…なんて思ってたんだけど、喪中になってしまった…(ToT)
来年に期待!!