今朝は我が家も七草粥(ナズナ粥)で胃の疲れを癒した。
春の七草は芹・ナズナ・御形・はこべら・仏の座・すずな(かぶ)・すずしろ(大根)
れぞ七草というが、若菜・アブラナなどが中心で御形・はこべら・仏の座などは身近に
食材としては手に入らない。
中田みづほ先生の句に(新潟大学の医学部教授で脳外科の名医であり俳人)
<八十の母刀自、薺トントンと> 老いた母親が薺粥を作る包丁の音が聞こえる。
<早や母の十三回忌薺粥><今はただ母なきま々に春を待つ。>その他に
<八十の母 縫い初めをしてをられ> <年々に母に似てくる初鏡>
母を偲ぶとき、春を待つと同じ様な七草粥を思い起こすようだ。 (コラム参照)
小生の母は98歳になったが昔はすずしろの粥が七草の日という特別な時でなく
日常茶飯時であったように思う。苦労した戦後の食卓のほうが脳裏をかすめる。