昨日、北朝鮮について書いたが、今朝の読売新聞のコラムは実にうまく表現してい
るので紹介する。
卒業論文を略して卒論という。「卒」とは「にわかに」という意味があり、「卒卒」はあわ
てて落ち着かずで「そそっかしい論文みたい」と見られるのが米国ブッシュ大統領
のとった行動である。任期は残すところ半年・支持率は史上最低でいくら外交の得
点稼ぎを焦ったとしても、北朝鮮をテロ支援国としてブラックリストから外す手続きは
卒論ならぬ卒卒論と評するしかあるまい。
米国が譲りに譲り、北朝鮮が呵々大笑した図式である。
核開発計画を申告した見返りに上記の手続きを約束したが肝心の核兵器・拉致に
ついては何一つ開示していない。
米国の北朝鮮への圧力を暗闇の光明と感謝していた被害者家族の胸を裏切られた
ような思いが刃となって突き刺したであろう。
思想家のベンヤミンは「夜を歩み通す時の助けになるのは橋でも翼でもない。友
の足音だと」 ブッシュ大統領に問いたい! 卒論に外交成果を加えたいた
めに足音の列から離れるのですか?と…