北朝鮮は、またも米国の焦りを利用した感じだ。ブッシュ大統領は任期の期限が
ないから、北朝鮮の非核申告書に核兵器・シリアへの核協力・拉致問題が含まれな
いのを承知の上で「悪の枢軸」への圧力を排する準備を始めた。
<泣く子と地頭には勝てぬ> 泣く子は聞き訳がない、地頭は横暴で道理が通
らない> まさにこの諺どおり、北朝鮮の交渉にはいつも道理が通らず、もどかし
さや苛立ちを感じていた。 今度も北朝鮮が提出した核計画の申告書は「完全・正確
な申告書」とはいえない。これで20年来「テロ支援国」のレッテルを解除して良いのl
だろうか? 米国の焦りと北朝鮮の思惑通り(舌を出した、したり顔)が目に浮かぶ。
それに輪を掛けたのが、北朝鮮寧辺(ヨンピヨン)の黒鉛減速器の冷却塔を爆破
して見せた。 老朽化した廃墟を爆破したに過ぎずパフォーマンスには目を見張る
ものがある。
日本でも自民党内で安倍前首相と山崎前副首相との意見の対立が見られている。
安倍氏は「北へのあくまで制裁の継続」・山崎氏は「北との会話」である。
安倍氏は拉致問題の切り札がなくなることを懸念・元経済産業相、超党派平沼赳夫
氏・伊吹幹事長も同じ考え、山崎氏側には加藤紘一元幹事長・中谷元・元防衛長官
などだ。