お堅い話になるが、物価高騰で原油消費国の不満を考慮しないと世界不況になりか
ねないとサウジアラビアの呼びかけで、産油国と消費国との会合で開かれた。
1バーレル・140ドルにせまる原油高に危機感を持ったサウジアラビアが呼びかけ
たもので、OPEC(サウジアラビア・イラン・アラブ首長国連邦・クウエート・イラク)
ロシア・米国・中国など産油国と日本・英国など消費国の36カ国が集まった。
最大の焦点は増産だが、最大埋蔵量を持つサウジアラビアが真っ先に日量20万
バーレルの増産を表明した。各産油国もロシア・カナダ・ブラジルなど有力産油国
も増産に動き出してきた。米国も追従しそうである。 これは需給に対する不安の
緩和に役立つだろう。
1970年代の石油危機はOPCなどの増産により、原油価格高騰の煽りで急落した
けど、最近は中国・インドの獏飲や投機マネーが問題である。日本のエレルギー
白書で1バーレル90円の時点で30円は投機マネーによるかさ上げと分析してい
る。今度も投機資金を制限しない限り、価格高騰は避けられないだろう!
規制に反対な米国とその他先進国との思惑は違うだろうが、投機筋に何らかの規制
強化を図るべきであろう。