今日は2、3ヶ月に一度の板橋の大学病院への定期健診へ行く朝の東武東上線
電車の中の出来事である。
相変わらずのラッシュの中で若い美女が吊革につかまっていた。私はぼんやりと
眺めながら、隣の車両は女性専用車なのに何故乗らぬにかなと思い巡らしていた。
その時、急にその女性がうずくまった。傍の男性が肩に手をおいて容態をきいたよ
うだが、美女は首を振ったのみだった。前に座っていた男性2人・女性1人は共に狸
寝入りで素知らぬ顔をしていた。周りの乗客も見て見ぬふりだ。 小生はこの様子を
目の当たりに見てメラメラと怒りに震えた。
横にいた小生はやおら3人に向かって「この方に席を譲って頂く勇気のある人はいま
せんか?」と思わず言った。男の一人は「ナニ!」をといったが席を譲ってくれた。
他の2人は能面のまま。また譲られた女性も当然のように会釈さえ、お礼も言わず
座った。 何か空気が凍りついた! 小生はその場を和らげるように譲った男性に
「ありがとうね」と呟いていた。 これが現実の姿か?
乗り換えのために途中下車するので、小生はその男性に「一期一会だけど、今朝
はありがとうね!」と言い下車した。今考えると気障で芝居ッ家がありすぎたなと恥
ずかしいが、気がすっきりして自画自賛したい。「ありがとう」!
今もタバコのポイ捨てには、怒りを覚える。気がつけば注意するし、携帯灰皿の
有無を聞くが殆ど持っていない。おばさんは持っているのが多いようだ。
自分でもいやらしいおじいさんになってきた今日このごろだ。