「おい、こらお前は何をしているか!」  何を想像するかというと、漫画の一こまのセリフを思い出す。刀を腰に帯びて押さえな


がら泥棒を追いかける風景だ。    「おい」「こら」は遠い昔、警察官が口走った言葉だ。


社会学者の加藤秀俊氏が「一年諸事雑記帳」に「おい」 「こら」は薩摩弁であると書いている。


明治初年に日本で初の3000人の警察官が東京府に配置されるとき、薩摩(鹿児島県)で募集したと言う。それ以来、「ちょっと」、


「もしもし」の意味合いで用いられ薩摩弁がいつしか警察の標準語になったという。


こういう気風がまだ後生大事に守られていたとは! 先日、鹿児島県議選の買収・被買収の容疑で逮捕され起訴された全員が


無実を地裁がいい渡した。検察の脅しと誘導の作文として結論をだした。


「おい」 「こら」時代の弾圧的気風をいまだに持っていたのだ。「生きている化石」はシーカランスだけでよい。化石のような


捜査は絶滅あるのみだろう。 (コラム参照)