無事に、東京公演が終わったので、ここで観劇の記録を・・。

 

先日、平日の公演で、王家の紋章を見てきました。昭和の王道少女漫画。

タイムトリップ物語の大河浪漫・・ともいうべき作品。

 

この長編大作・・・いまだ、続く長寿・・ドラマ。壮大なテーマの中で、時代と人の心を動かすのは、やはり・・愛。

そこに、愛はあるんか??いや、愛しかない・・と、自問自答したくなる、時代を超えた・・メロドラマ。あ、メロドラマって死語ですか・・。

文明の始まり、エジプト文明・・の時代へタイムトリップしてしまった、アメリカの少女が起こすキセキ(未来の知識と歴史の記憶)と、その白く透き通った美しい容姿に、王の中の王として育った太陽の象徴の少年王は、恋・・を知り・・。そして、物語は始まる・・。

 

こちらの舞台は、壮大なテーマの物語の導入とこれから始まるであろう大ロマンで、一部・二部が構成され、リアルタイムに、昭和の少女漫画に触れてきた、私には・・なんとも・・たまらない舞台でした。

生演奏に、豪華の衣装の数々・・。目も耳も・・そして、心もおなか一杯、胸いっぱい・・・です。

 

私が見たキャストは、海宝さん、神田沙也加さん、朝香さん、大貫さん、ルカ役は前山さん・・大隅さん・・の回。

神田さんが、かわいかった・・・。透き通る白い肌に金色の髪。アメリカの少女から、だんだんと・・エジプトに染まる風格。

素敵でした・・。神田さん・・推しになっちゃうよーーっ。神田さんは、ずいぶんと前に、エステー主催の赤毛のアンの主演の時に見て以来、ずーーっと魅力的で・・大好きです。

 

 

そして、わがままで自由奔放で横柄で乱暴。でも、疑うことなく支配者となるべく教育されたのだから・・仕方ない・・王の中の王・・メンフィス。

逆らう者には容赦ない仕打ちには、邪気はなく・・そのまっすぐに愛しいものは愛しい、欲しいものはなんとしてでも手に入れる無邪気さまっすぐさ。海宝さんの少年王は、どこか・・母性本能をくすぐります。きっと、浦井さんのメンフィスとは違うイメージなんだろうなぁ・・。見たかった・・・。

 

そして、弟を愛してしまったゆえにキャロルに嫉妬し、蛇のように嫉妬深く・・だけど、もの悲しい・・姉女王、アイシス役の朝夏さん。その背には、陽炎のようなゆらゆらとゆれる、嫉妬の炎が見えて、とにかく・残酷なまでに愛するものを守ろうとする愛憎が怖い・・。だけど・・あれですよ。・・立ち振る舞いがかっこいいのなんのっ。美しくてかっこよくて。とにかくかっこいい。

 

前回観劇した、マタ・ハリ・・といい、宝塚出身の方の舞台の上から放つオーラは強く美しく、ほんとにかっこよくて・・。

ドキドキ・・うっとり・・・。です。

 

そして、古代にタイムトリップしてしまった妹・キャロルを探す、現代に残った兄・・ライアン役の植原さん。昭和の時代の聡明で美しい男の代名詞、黒髪長髪ストレート・・、似合う、似合う。

 

長い手足と細いけど、バランスのとれたスタイル・・、ほんとに・・昭和の時代の漫画から抜けてきたような・・。

個人的に・・和田慎二さんの作品に出てくる、神恭一郎・・だっけ?神さん・・を思い出して、舞台で、超少女明日香・・とか、やってくれないかなぁ・・・なんて・・思ったのは内緒・・。

 

そんなわけで、新妻さんのアイシス、浦井さんのメンフィス、木下さんのキャロルも・・見たかった・・です。

無事に、博多座での公演も千秋楽まで駆け抜けますように・・。

祈るばかりです。

ちょっとだけ。。しっかりと・・ウィルスケアをしながら、一口サイズのケーキ食べちゃいました・・。

正確には二口くらいずつですが、このサイズだと・・ぽんっと口に入って、日ごろのストレス・・発散になります・・。

おいしかった・・。

 

早く、気を遣わずに・・観劇できて、おいしいものがゆっくりと食べながら、観劇の感想を友人と語れる日に、もどりますように・・。

未来の世界から、コロナ対策の方法を知ってる・・誰か・・が、タイムトリップしてこないかな・・・。

 

バナナフィッシュ後半の舞台と、マイフェアレディと劇団☆新感線の舞台・・行きたいんですけど・・。

悩むところです・・。