■放射線治療後の奥歯の治療は別の辛さがある
今日は歯科治療のためテレワークを少し早めに終えて大学病院へ。
今日も歯科待合室は私一人だけでした。16:30の予約時間に15分ほど早めに到着してすぐに治療が始まりました。
前回特殊なドリルの刃が治療途中に取れて紛失してしまい、本日継続治療となりました。
口が大きくあかないので今日も治療は難航しましたが、口と頬っぺたと舌を引っ張られながら何とか土台を削り終わることが出来ました。
今日は喉ちんこに力を入れて、喉から水が落ちていかないように踏ん張りました。
口を最大に開けるのがきついのと、ドリルの柄の部分の金属が歯と唇を挟んでテコのにように押さえられると痛くて、全身に力が入り汗だくになりました。
仰向けのまま色んな所に力が入っているので、首から後頭部にかけて硬直して、頭痛を伴ってつったような感じになってしまいました。
そんな痛みも感じながら喉から水が漏れて溺れないように頑張りました。前回咽そうになって喉を一旦解放してしまい、咽てしまう悪循環になったことを思い出しながら、開かないように耐えました。
喉から水が漏れていくのを何とか防いだのが功を奏し、咽ることなく終わることが出来て前回より苦しまなくて済みました。頑張りました。
治療後の喉の炎症も前回より大幅に改善しました。今回は治療後にトイレに直行して、喉に付着した削り汁を何度もうがいをして洗い流しました。
喉は敏感に反応するので、喉に悪い物質を通さない、残さないことが一番だと思います。
最後に型を取ったので次回被せて終わる予定とのことです。口を大きく開けて削る辛い治療は今回で終わるのでホッとしました。
中咽頭がんで喉や口の周りに放射線治療をしていると、喉のしまりが悪かったり、口が大きくあかなくなっているので、歯を削る痛みだけでなく、別の痛みや苦しみも味わうことになるので、歯科治療がますます嫌いになります。