■副作用なのか老化なのか気を付けておきたいこと
これは放っておいても何ともない症状なのですが、僅かな症状も紹介しておきますと、首の周りが熱を帯びて火照ることがあります。
特にお風呂上りと、他には思い出せないけど何かのタイミングで気づくことがあります。
火照るのは放射線治療で放射線を浴びた領域なので、オプジーボの副作用と放射線治療の副作用が混ざって出てきていると思われます。
良く毎日のように色々と症状を見つけられるなと思いますが、これまでの治療の副作用がオプジーボにより増幅されたり、弱いところに影響が出ている反応だと思えば、色んな症状が出てきても不思議ではありません。
現在も続いている副作用を数えてみると大小約30くらいあると思います。(何を1と数えるのか数え方は難しいですが)
その中で、老化現象と区別がつきにくいものがあります。実は副作用ではないものも副作用と思っているものがあるかもしれません。その逆も。
老化現象なのか副作用なのか判断が難しいものとして、視力があります。もともと視力は次第に悪くなる老化現象とも思えますが、最近仕事はテレワークで、休日も自宅に引きこもりが続いているため、近いところばかり見ているせいで、急に目が悪くなってきたのかなと思っています。
電車に乗って通勤している頃は毎日車窓を眺めて、遠くの景色を見たり近くを見たりしていたので、目のピント合わせの訓練になっていたと思います。今はずっと近くの画面を見ていることが多いので、目に良くないと思います。何とかしなくてはと思うところです。
このように老化や環境のせいだと思っている視力の低下も、実はオプジーボの副作用ということも頭に入れておく必要があります。
オプジーボの副作用に目のピントが合わせにくいとか、物が二重に見えるということがあるらしいのです。目の筋肉に影響するということです。気を付けておきたいものです。
オプジーボ治療中のことで色んな副作用を紹介していますが、抗がん剤治療や放射線治療の酷い状態の副作用に比べれば、あの頃を超えるような激しい痛みや倦怠感などは無いので、それどころか思った以上に普通に生活出来ているので今の副作用は許容範囲だと考えられます。
いきなり今の状態になったら悲観するくらい辛いかもしれないけど、ガンを押さえ込み治療がうまくいっているからこその副作用であり、時が経つにつれて自分の体の特徴として捉えられるようになり、慣れてきていることもあります。
それと老化なのか副作用なのか分からないような、ゆっくりと進行する症状は意外と受け入れやすいものだと思います。
そう考えてみるとガンと共存(増悪、転移は嫌だよ!大人しくしてて!)、そして副作用とも共存、それでダラダラと長く続けられるのであれば、人生まだまだ楽しめそうです。