乾燥肌の辛さが分かりました | range4xのブログ 中咽頭がんステージⅣからの生還 そして再発 延命治療へ

range4xのブログ 中咽頭がんステージⅣからの生還 そして再発 延命治療へ

2017年1月、中咽頭癌ステージⅣの告知から放射線化学治療を終えて、一旦会社復帰しました。再発して進行が早く手術が困難となり、抗がん剤による延命治療を選択しました。再度会社復帰した後、上咽頭にもガンが広がったため、オプジーボに切り替えて延命治療を行っています。

■乾燥肌の辛さが分かった

 

手の指の爪から始まり、足の爪まで痛みが出てきました。今は左足の親指の爪が特に炎症を起こしているので、痛みをかばおうとすると歩くのがぎこちなくなってしまうので、指先に力が入らないように分からない程度に小股でスピードを落として歩いています。

 

最近足のかかとが何で痛いのか不思議に思って見てみると角質がひび割れてきていることに気づきました。保湿クリームを塗ると痛みが軽減したのでこれも乾燥によるものと分かりました。

 

肌の乾燥はまず頭や顔、唇、耳、手や腕などの上半身から始まり、次第に下半身へと伝わりとうとう足の裏まで乾燥肌になってしまいました。顔や胸、背中はニキビのような発疹も沢山できて、体全体の肌はシワシワになり、ところどころ割けたような割れ目の模様が出来てしまいました。

 

触るとツルンツルンとかパッツンパッツンだったはずのお尻やあそこまでもシワシワで触るとザラザラカサカサ。体全体に保湿剤が必要になっています。ドライアイになったのも初めての経験です。抜け毛も続いています。

 

以前は脂性でテカテカで困っていたので、ボディーソープや洗顔、シャンプーなどは皮脂を取る最強のものを使っていました。しかし、今は分子標的薬の副作用で、激しい乾燥肌になってしまい保湿性のあるものに変える必要が出てきました。

 

脂性より乾燥肌のほうが肌荒れや角質割れ、爪の痛みなど様々なトラブルが出てくるので大変だと思いました。汗と脂で肌がペタ付いているのも不快ですが、乾燥肌の辛さが分かりました。

 

副作用が強く出る人は効きも良いということですので喜ぶべきことなのかもしれません。副作用はガンと共存していくためには受け入れてうまくケアしていくしかないそうです。

 

分子標的薬(アービタックス)の副作用は抗がん剤に比べれば軽いとは聞いていましたが、私の場合は思ったより副作用があるなと思います。抗がん剤も分子標的薬も副作用の出かたは人それぞれらしいので、私の場合はということになります。抗がん剤も殆ど副作用が出ない人が稀に居るそうです。それでも効いていることがあるそうですので不思議ですね。

 

様々な肌のトラブル(化膿や痛み)や肺炎などを引き起こして中止となる人も居るそうですので、そうならないように保湿剤とステロイド剤を塗りたくり、化膿したり肺炎などにならないように抗生剤を飲んで頑張りたいと思います。