なぜ再発した?再発しましたじゃ済まされない! | range4xのブログ 中咽頭がんステージⅣからの生還 そして再発 延命治療へ

range4xのブログ 中咽頭がんステージⅣからの生還 そして再発 延命治療へ

2017年1月、中咽頭癌ステージⅣの告知から放射線化学治療を終えて、一旦会社復帰しました。再発して進行が早く手術が困難となり、抗がん剤による延命治療を選択しました。再度会社復帰した後、上咽頭にもガンが広がったため、オプジーボに切り替えて延命治療を行っています。

■なぜ再発した?

 

□信じられない発言

昨日大学病院で説明を受けました。昨日書いたように結果は再発。完全な癌細胞とのこと。

普通は再発しないんだがと、信じられない先生の発言。普通は再発しないとは何だ?!HPV陽性の私は放射線治療と抗がん剤の効きが良いとは聞いていました。しかし再発しないとは聞いていません。再発はしにくいのかもしれませんが、そこだけ何の根拠もないことを発言されても患者側はたまったもんじゃありません。再発しないと何故思っていたのでしょうか?だから受診の時も手を抜いていた?やはり信じられません。

 

□いつから再発

毎月受診していましたので、そんなに急に再発が見つかるのかこれも疑問です。再発の兆候はいつからか聞きましたが、前回は無かったそうです。本当でしょうか?よく見て欲しいと言ったから今回分かったのではないかと・・・。

 

□まずは手術

まずは手術を考えるとのことで、再発は進行が早いので対応は早いほうが良いそうです。

早速来週月曜日に治療方針を決めたいということでした。以前聞いていたように中咽頭がんの手術は非常にQOL(生活の質)が悪くなるということでしたので、手術が次の選択となるとショックです。

 
□再発の大きさ

今のところ1.5cm四方の大きさでそんなに大きくないみたいですが、周辺にも怪しい組織があるので切り取るなら最低でも2cm以上広く切り取る必要があるそうです。本来はもともとあったガンの大きさに広げて取るほうが良いそうですが、そんなことしたら手術が成功しても生きているだけになってしまいそうです。

 
□何故再発したか

「2017/12/26(火) 再発する時はどんな感じなのか」など以前のブログでも書きましたが、今の経過観察だと再発するまで待つだけになるのではないかと思っていましたが、その疑問の通りでした。

 

喉の痛みは治療後に良くあることということを信じるしかなかったのですが、炎症が続くとガン化しないか心配でした。主治医は炎症とガンは直接関係ないとの見解でしたが私は疑問でした。こちらからは異変を発信していましたがなかなか届かず残念です。何度も言うけど何か手立てが無かったのかな。

 

□関節痛がなんらかのサインだったか

「2018/3/21(水) 関節の痛みはリウマチ!?」のブログで書いた通り、3/20の岩盤浴直後から謎の関節痛がありました。この時に免疫系に何らかの異変があったのではないかと思います。ガンを抑制していた免疫力が負けて逆転された時か何かで。そのきっかけを与えた冷水に長時間浸かったのは失敗だったのかなと思います。

 

□関節痛とガンの関係は?

その後も関節痛は弱いながらも手足、顎、鎖骨、大腿骨あたりに感じます。この関節痛はガンと関係がありそうです。ガンに罹る前にも謎の関節痛があったので今と同じ状況です。私見ですけど、免疫系が盛んにガンを攻撃していると思います。その影響で一部が正常な細胞まで攻撃して関節痛になっているのではないかと思います。

 

□リンパ節転移

今は首の右側が固くて熱があるのでさらに何か起きてそうで心配です。耳の中まで痛みます。首回りが熱っぽいので体温を測ったら36.8℃と少し高めでした。首回りのコリも何度も相談しましたが、放射線治療後は良くあることということでしたので、これをまた聞いても分からないだろうという無念さ。どこからどこまでが放射線治療の影響なのか自分では判断付きません。有識者が診て判断して欲しいところです。

 

首から耳にかけて首筋が張って何だろうと思っていた時期が5年くらい前にもありました。今思えばそれがリンパ節転移の時だったのではないかと思います。それと同じ張りが今あるのでリンパ節に転移しかかっていないかと心配です。

 

□転移はしないのか
先日撮ったCTも胃くらいまでしか撮れてなくて、次のMRIも首回りしか撮らないそうです。他への転移はそれだけでは分からないのではないかと。これまで何度も再発・転移の撮影はしないのか聞いてきましたけど、先生の判断でするそうでしたのでお任せしていました。しかしこのままでは多分自覚症状が出てからまた転移しましたねとなりかねません。患者の気持ちに寄り添って欲しいです。
 

□手術を選択して良いのだろうか

最初の治療の時の話しでは、ステージⅣで手術できる範囲ではなかったことと、もし手術をするとQOL(生活の質)が極端に悪くなるということでしたので、放射線化学療法(放射線治療+抗がん剤治療)を選択しました。

 

手術するなら最初にやったほうが良い、再発時の手術は幹部が固くなっているため付きが悪く、合併症などのリスクも高まると聞いていました。その再発が来てしまったわけです。それで手術を受けますかということになります。

 

□ほかに選択肢は無いのか

先進医療のナチュラルキラー細胞活性化による治療は出来ないのか聞いたところ、それはガンが無い状態でないと出来ないそうです。再発した時には使えないと。なにー!最初の治療の時相談したのに何故ガンが無い間にやってくれなかったのかと。保険特約に先進医療特約を付けていたので、どこかのタイミングでやれないか相談していたのに。やはり再発しないと高を括っていたのではないかと思います。患者とししては先生を信じていたので、後でやっていれば良かったでは済まされません。

 

□丸山ワクチンに掛けてみるか

「2018/2/6(火) 丸山ワクチンの特番を見ました」で話題に出した、丸山ワクチン。これを検討しています。再発するには理由があるはず。例えば風邪を引いたときに安静にして寝ていれば良くなるということもありますが、それがウイルスの場合は寝てても何してても悪化する時はします。ウイルスの遺伝情報に仕組まれているわけですから、殆どの人が同じ経過を辿ります。そのため根本原因を取り除かないと、切除したとしてもまた繰り返すと思うのです。原因となるウイルスなり菌なりが消えて無くならない限りは・・・。と思うと免疫系の治療が必要かなと思います。

 

 

長くなりましたので今日はこの辺で。