謎の筋肉痛と腰痛/8か月前は治療1日目(抗がん剤投・放射線治療) | range4xのブログ 中咽頭がんステージⅣからの生還 そして再発 延命治療へ

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2017年1月、中咽頭癌ステージⅣの告知から放射線化学治療を終えて、一旦会社復帰しました。再発して進行が早く手術が困難となり、抗がん剤による延命治療を選択しました。再度会社復帰した後、上咽頭にもガンが広がったため、オプジーボに切り替えて延命治療を行っています。

■2017/10/24 (火)  謎の筋肉痛と腰痛


今朝起きたら首周りと背中、腰あたりにかけてかなり筋肉痛になってました。特に激しい運動していないのに何故だか分かりません。またいつもの謎の筋肉痛です。


今回左手の親指の膨らんだところが特に痛く、こんなとこが何故痛いのか、心当たりが無いのでこれも副作用なんでしょうか?

 

 一昨日朝から腰痛にもなってしまい、洗面台で手を洗うときなど、腰を少し曲げる時に痛いです。シャキーンと立ってる時は特に痛まないです。


腰痛は少しずつ良くなってきたのでもう少し様子見てみます。

 

 

■8ヶ月前の2017/2/23(木) 8ヶ月前は治療1日目(抗がん剤投・放射線治療)

 

8ヶ月前の2/23はいよいよ治療開始です。
 
朝早く7時30分に受付して、8時に採血採尿、約2時間後に血液検査結果が出たら、その他の測定(血圧、体温、酸素量、体重測定)と診察を行いました。
 
この段階で検査結果に異常や体調不良があれば治療延期となりますが、問題なくパスしました。まずは一安心。
 
始めに抗がん剤を点滴にて投与します。通院治療室にて沢山ベットが並んでいるところで日帰りで抗がん剤の点滴を行います。点滴が出来上がるのに1時間待ち、その後の点滴投与も数時間かかります。
 
ベットはカーテンで仕切ることができる準個室みたいになっていて、退屈しないようにテレビもあります。気分転換に別室のソファーに座ることもできるそうですが、私は使わずベットで過ごしました。
 
抗がん剤のシスプラチンを入れる前に吐き気止めの薬を飲み、電解質調整液や吐き気止めの点滴投与を行いました。何度か点滴を取り換えながら、いよいよシスプラチンが入りますよということを告げられ、体に変化が無いか様子見ていましたが、あれ!?あんまり変化なし。まずは大丈夫そう。
 
今は何ともないかもねとのことでした。そんな感じで抗がん剤の1日目は特に体調悪くなることもなく終わりました。
 
 
最後にリニアック(放射線治療室)にて放射線治療(1回2グレイ×35日)1回目を行いました。
 
リニアックは病院の地下の一番奥深いところにあります。手前の待合室では治療中の方々がいらっしゃっるので、みんなどんな感じなのか表情や姿を見てしまいました。
 
口元にハンカチを持って痛そうにしている人も居れば、見た目普通の感じの人も居ます。話しをしている人も居るので深刻な状態の場所ではないのかなと、少し安心した覚えがあります。単純な私はそれを見て何とか頑張れそうだと思いました。
 
いよいよ放射線の部屋へ入ります。真ん中に大きな機械。この手の機械はどれも似たような形しています。CTスキャンやMRIと同じように大きなドーナッツの形しています。
 
装置に横になり事前に作っていたお面を被せられて、最初は位置決めのため10分程度、体の位置の微調整を行いました。体に事前にマジックで書いてある十字架と、位置決め用の赤と緑のレーザー光線を合わせているようです。
 
気持ちを落ち着かせるためのBGMが流れているのですが、落ち着くどころか雑念のほうが勝ってしまい、お面作るときに閉所恐怖症のような息苦しさを感じたことを思い出し、早く終わらないかなと思っていました。
 
いよいよ放射線治療が始まるときに気分が悪くなったり、何かあったら押してくださいと、手元にナースコールみたいなボタンを持たされました。そんなことがあるのかと少し不安になりドキドキしながら待ってました。
 
技師さんたちは全員部屋から出て遠隔で放射線治療が始まります。スピーカーからアナウンスで始めまーすと。
 
大きな蚊が耳元で鳴っているようなプーンという音とともに装置が回転しています。目は閉じていますが音の出る位置が回っているのでわかります。片道1分半、往復3分間の放射線治療1回目が終わりました。
 
放射線治療中は音がしているだけで何も痛くないことがわかりました。終わった後も特に変化は無し。
 
1日目の治療は抗がん剤、放射線治療とも病院では特に体の変化は無く、帰宅してから元気なうちに自宅近くをウォーキングしました。夕方から夜にかけて気持ち悪さが出てきたので悪化する前に早めに寝ることにしました。