味覚が再復活してきた/8ヶ月前は抜歯 | range4xのブログ 中咽頭がんステージⅣからの生還 そして再発 延命治療へ

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2017年1月、中咽頭癌ステージⅣの告知から放射線化学治療を終えて、一旦会社復帰しました。再発して進行が早く手術が困難となり、抗がん剤による延命治療を選択しました。再度会社復帰した後、上咽頭にもガンが広がったため、オプジーボに切り替えて延命治療を行っています。

■2017/10/1 (日) 味覚が再復活してきた

 
味覚は波があるのでその都度何が良かったのか、悪かったのか考えたりしますが、決定的なものが見つからないでいます。
 
悪いのは抗がん剤、放射線、造影剤、化学調味料や薬ではないかとは思いますが、良いほうが何かが分かりません。
 
9/30の土曜日夜、くら寿司を食べた時が治療後一番味覚を感じました。お醤油の味がしっかり分かり、久しぶりにネタの味がはっきりわかりました。その時は次第に味が薄くなることも殆どなく、一時的ではありますが味覚70%くらいまで復活したと思います。
 
今日はまた薄くなり40%くらいまで落ちていますが、一旦70%くらいまで回復したということは、少なくとも味蕾か神経かどちらかは70%まで回復していたことになるのではないか。今後更に味覚の回復が見込める期待が持てるようになりました。

 

昨日だけで何が良かったか思い返すと、岩盤浴に持ち込んでいたクエン酸水500mlを飲み干しました。普段飲んだ後は歯が溶けないように水を飲んで、クエン酸が口内に滞留しないようにしていたのですが、昨日は水飲み場まで行くのが億劫になり、口内がクエン酸まみれで岩盤浴していました。ただしそれが良かったのかは分かりません。

 

味をはっきり感じると滅茶苦茶嬉しかった。何度も味がすると言って、久しぶりに感動する美味しさだった。

 

それから今日は久しぶりに寝だめしてしまい、起きたらこれまた久しぶりに頭痛がしていました。今年仕事を休んでいた期間は頭痛は1回もありませんでしたので、今年初めての頭痛でした。

 

以前は週末頭痛が常態化していましたが、ガン治療中とその後は頭痛がパタッと無くなっていました。今は仕事のストレスは殆ど無いので、単なる睡眠不足だったのかもしれません。

 

■8ヶ月前の2017/1/31(火) 8ヶ月前は抜歯

 
8ヶ月前の1/31は放射線治療に入る前に抜歯をしました。
 
放射線治療を行うと虫歯治療で歯を抜くことができなくなると聞きました。どうやら抜歯がきっかけで顎の骨が腐ることがあるそうです。
 
顎の骨が腐るなんてことは知りませんでしたが、それはもう従うしかありません。前回歯のレントゲンを撮り、抜歯するところを知らされました。奥歯の左下で、その1本手前も以前抜いていたので、その隣を抜いた後は部分入れ歯をする必要があります。
 
抜歯は相変わらず手こずりました。これまでも抜歯の際はなかなか抜けなくて、先生が集まってきて歯を割りながらで大変でした。
今回も同じでした。なかなか抜けない。歯を割りながら歯茎の中までペンチが入っている感じで滅茶苦茶痛い。顎の骨まで響く痛さ。痛さを我慢して全身から汗を吹き出しながら何とか終わりました。
 
いつも麻酔が効きにくいので今後のガン治療も、抗がん剤などが効かないのではないかと先が思いやられる感じでした。