ブロンソン: ランガ、忘れてるでしょ？
ん？ ブロンソン なんのこと？
ブロンソン: 先月ボクの３周年記念日だったんだよ！
もう３年？
あ、ホントだ～！ ってかもちろん覚えてたって はっはっは
忘れたわけじゃないし 当日にチュールあげた気がするよ
ミンティ: どーでもいい！ 誰も気にしてないし
ブロンソン: ミンティはいまだに意地悪だよね
ブロンソン 気にしないでおきなよ ウチに来てくれてもちろん嬉しいよ
ミンティ: ランガってば そんなことよりさー
ミンティ: ハクにゴーストされてるのよ！
ミンティ: きっと新しいガールフレンドができたんだわ！
ゴーストって ああ、突如に相手と連絡取れない状態になることね
あれ？ ミンティはハクのことが好きだったの？
つきまとわれて迷惑なのかと思ってた
あ、ブログではまだハクの話をしてなかったんだっけ 
えーっと、ハクは３か月ぐらい前からランガ家にエサを食べに来ている野良猫です
ハク: やー みんな
誰かに似てると思いませんか？
私はハクがロミオに似ていると思う～
色は違うけど柄が似てるし しっぽがシマシマで目つきも前髪もなんとなく？？？
とにかくハクは最初から顔にキズがけっこうある猫でした
しょっちゅうミンティの後をついて回り、ミンティを見つめながらまったりしていることが多かったです
ハク: どこ行ったのー？
ミンティ: もういなくなった？
タバサ（左）もいるのにハクはミンティ（真ん中）しか眼中にない
なんだかんだ言ってミンティもハクが気になってるんだね
ガレージで何やってんの？
ミンティ: え、別に。。。まったりしてるだけだし
そこでハクがいつも食事してるか通過するもんね
ミンティさ、ちょっと猫部屋を覗いてみたら？ ドアは閉まってるから外から見てね
ミンティ: そこにいたの？！
ハク: ここにいるよ
はい、実はハクを保護しました
鼻の状態がどんどん酷くなってるのが心配だったのと ２月２日に、顔のケガが流血しているのに気がついたからです
最初はそれこそ顔を見たら逃げていたけど３か月でだいぶ慣れて しかも手で触れる子（！）だったのでメーガンに連絡をしたところ ヤマトの時と同じで『オッケー、一刻も早く捕まえて病院に連れて行きなさい！』と言われたので ３日の夜に決行することにしました
“オッケー”というのは、レスキューグループが彼の保護を承諾してくれたことです
所有権がない猫は病院でケアしてもらえないので レスキュー枠に入れてもらえることで、提携している病院に連れて行けます
いつも朝、夜、深夜にエサをあげていたので ディナーは一つだけのパウチにして、夜中にはまだお腹が空いている状態にしました
ずっと緊張しながら夜を待ち、スーパーで買ったローストチキンを攪拌したものを用意して、２３時にいざ出陣！っと勇んで外を見たらハクが寝室の窓の外にいました
いままでそんなことはなかったので まるで彼もこの時を待っているかのように思いました
だったら猫部屋に直接入ってもらおうと、窓を開けてチキンの容器を揺らしながら待つと しばらく躊躇した後に部屋の中に入ってきました！
チキンを食べ始めたのでそーっと動いて窓を閉めました
まさかこんなにスムーズにいくとは思わなかったし なんせあっという間のことで経過の写真がありませんが、どっちみちなるべく怖がらせたくないから結果的に良かったです
ハクはバクバクとチキンを消費していき、途中で窓が閉まってるのを悟ったけどパニクることもなく戻って食べ続けました
いままでにも茹でたささ身はあげていて、食べ終わると咆哮していたから好きなんだとはわかっていたけど ローストチキンは初めてでもっと味がついてるからか、すごく気に入ったみたいです
デイジー: また猫増えたって？
タバサ: そうらしいわよ
ブロンソン: ランガ、ボクのこと愛してるの？
もっちろんだよ～ ブロンソン
でもさ、ぶっちゃけ言うと、私、猫はみんな愛してるんだよね
それはしょうがないでしょ
みんな愛してるけど家族なのはブロンソンとミンティとタバサだけなんだからさ
デイジーやハクも、ずっと愛してくれる家族がいつか見つかるといいね
突然また新しい猫が増えてすみません 
もちろん保護をすることを前提にハクの様子を見てきたのですが 昨日ワチャーッと急展開になって２週間は猫部屋に隔離する生活に切り替わりました
とても大人しくて優しい子です
To be continued
続きます 