こんちゃー
 
気分が一足先にクリスマス休暇に入ってるランガです
 
実際は来週から2週間
 
今年はヘタに違う州に行って帰れなくなると困るのでQueenslandへの帰省は諦めました
 
猫とまったりする予定です 右矢印 いつもやん ハッ
 
さて、これから数回に渡り、これまでに里親にもらわれていった預かり猫の秘蔵写真や裏話をシェアしたいと思います
 
更新回数が少ないせいで 前はいたあの子がいつの間にかいなくなってる?!という事ばかりで どこに行ったのか、里親はどうやって決まったのかなどが省略されていました
 
詳しいいきさつや近況写真を公開します
 
やるやる詐欺といわれてもおかしくないほど時間がかかってしまったけど ずっとしたかったのです 真顔
 
 
チューリップ
 
 
今さらですが、私は2018年の3月に猫のFostering (預かりボラ)を始めました
 
もとはといえば ミンティとその年の1月にシェルターからアドプトしたブロンソンとの相性が超最悪で、状況を打開するために預かり猫を迎えたのがきっかけで、最初に来たのがタバサでした
 
しょっぱなから Foster Fail (預かり失敗)をやらかしたわけですが これは人間ならごく当たり前でしょう ハッハッハッ
 
ただ、大手のシェルターの場合、エサやトイレの砂などを供給されるメリットはあるけど預かった猫の行方がまったくわからないし  保護の目的で連れてこられた猫のうち2匹に1匹は殺処分されるという驚愕の統計を見てから 預かった猫のアドプションが成立したのかも疑問に感じるようになりました。 預かり期間が済んでアドプションに進むと信じてシェルターに返却した後にグレイハウンドが殺処分されたことがあって その時のボラさんが記事を書いて直訴したことがあります。 
 
シェルターでは人馴れしていない野良猫は保護されるチャンスがほとんどないと学び、ボラと寄付金だけで成り立っている小スケールのレスキューグループHSに去年から登録し、現在いる子も含めてこれまで16匹がランガ家に来ました。 レスキューは NO KILLですから家猫訓練に必要な時間が与えられます。 カレンダーを見返すと、2019年10月16日から毎日ずっと誰かがいて、一時期に6匹(プラスMBT)だったことも! ブロンソンミンティは一年半も住み分けしていたのに いつも間にどうしてこんな猫まみれの生活になったのか 滝汗 
 
『人馴れしてない野良猫』だったヤマトはHSのおかげで無事に保護猫となり、今は幸せに家猫生活を満喫しています。 もちろんこの特集に彼も登場しますよ (いつかこの前置きが終われば 爆  笑
 
レスキューグループのメリットは “猫を救ってる”という臨場感があることです
とは言っても一番の貢献者は 何日も何時間も粘って猫をトラップする幹部メンバーや、自分の仕事もしながらレスキューの経営のために山のような書類や事項をこなしている代表者のメーガンです
ボラの仕事は預かり猫の健康を管理し、必要あればVETに連れていき、社交性をつけて募集サイト用のプロファイルと写真を用意する責任がメインです
 
あと、基本的には First In First Serve (早い者勝ち)だけど 里親の選別も任されるし 最大のメリットは運が良ければ里親さんと譲渡後も連絡を取り合える関係を築くことができるチャンスがあることです
 
もちろん100%里親さん次第なので 全く無縁の家族も多いですが それはそれで問題ないです
 
え? いいから早く写真を見せろ??  ちょっと待って~ルンルン
 
まずは譲渡のステップのおさらいから
[-1] トラップして家猫訓練をする [0] 募集サイトにプロファイルと写真をアップ [1] 問い合わせ -> [2] 申請書+家と家族のビデオ -> [3] 預かりボラと談話 -> [4] 必要ならお見合い -> [5] 契約書&費用振込み -> [6] 譲渡
 
 
ではトップバッターは誰にしようかな。。。
 
やっぱり最初のグループ?
 
覚えてますか?
 
 
左からクーカイ・サイダー・オードリー・トラジュニア
 
子猫を経験したのは2014年以来(ミンティ)だったので 去年の10月に生後5週間ほどの4匹が来た時はもうデへデへになりました
 
サイダー・オードリー
 
クーカイ・トラジュニア
 
サイダーと病気で毛が全部抜けて宇宙人みたいだったクーカイ
私の一番大好きな写真です
クーカイのスーパーモデルみたいなポーズと愛くるしいサイダーが最高にカワイイピンクハート
 
 
さて、みんなはどこに行ったのでしょう?
 
1) オードリー
 
オードリーはどちらかというと猫より人間が好きだったので単位でも里親の申し込みを受け付けてましたが、できればトラも一緒に家族にしてください、というプロファイル内容でした
 
みんなに人気だったオードリーは一番最初に問い合わせが来ましたが 申請書が提出されなかったのでボツになりました
 
2) トラ Jnr
 
産まれてくる子猫グループにはほとんど必ずジンジャーのオスがいる気がしませんか? 乙女のトキメキ
 
“明日は有給取ってこの子達を病院に連れてきまーす”というEmailを 上の4匹で写っている写真を添えて会社のチームに送ったら 同僚の1人がトラにひとめぼれして、“ぜひトラをアドプトしたい”と熱烈にアプローチしてきました
 
猫は飼ったことがないけど犬を飼っているので 相性を確認する為に まず全員連れて彼女の家に行きました
 
ヤンバオ (ウェストハイランドホワイトテリアー)がお出迎え
 
特技は立つこと 口笛
 
トラは割とデカい態度で キャリアから出て家の中を探索したり ヤンバオに威嚇したり しまいには寝ていました
 
 
ガールズは出てこなかった
 
寝てる
 
 
これなら大丈夫だろうと判断し、決まりそうだったのだけどその週末に Cat Lovers Showがあって4匹を連れていくことになっていたので メーガンも大忙しだったし譲渡はその後となりました
 
同僚もトラに会いにShowに来て サンプルの入ったShow bagを列に並んでせっせと回収してました
 
 
それなのに彼女は里親にならなかったのです
 
なぜか?
 
オードリーの譲渡が振り出しに戻ったと聞いて、 トラが同僚にアドプトされる寸前に 2匹一緒の希望を出している人がいないかどうか確認してほしいとメーガンに頼んだところ、いたのです
 
この時は本当にShowの準備でてんやわんやしていて Emailをチェックしてなかったみたいで それならもしその希望者の気持ちが変わっていないなら そちらを優先しようということにしたのです
 
これは私が決めました
 
同僚の飼い犬の態度を見てればどれだけペットを愛してくれる人なのかわかったし ルームメートの人も動物好きでサイダーを気に入ってくれていましたが 最優先するのは兄妹が一緒にいれることだからです
 
同僚はトラにしか興味が無かったし、ルームメートはサイダーだけ気に入ってくれていたけど サイダーは絶対にクーカイとペアにすると決めていたので 結局そこには誰も行かず、その後ルームメートはプードルを飼い始めました あしあと
 
トラとオードリーは30歳の既婚カップルに譲渡されました
 
親交は皆無ですが 一歳の誕生日にメッセージを送った時に写真をもらえたので最後にシェアします ラブラブ
 
ちなみにShowで同僚がかき集めたサンプルは私がもらいました へへ
 
3) サイダー
 
4) クーカイ
 
 
クーカイとサイダーは預かり期間が長い方だったので 特別な思い入れがあるガールズです
 
クーカイだけはシリンジで給仕していたので特に可愛がっていましたが 後からサイダーの無垢な性格も開花してきて この子達の良さがわかる人がなんでまだ現れないんだろう、と不思議でした
 
トラとオードリーは可愛い盛りに譲渡されたのに どんどん月日が経っていきました
 
お見合いもあったのだけど 最初の人は『思ってたより大きかった、もっと小さい猫が欲しい』と断りが入り、 次は『自分でも2年預かりボラをしながら完璧な猫を探している』人で、こっちも成立しませんでした
 
サビ猫でけっこう似てるからかな、とか 一匹ずつにした方がいいのかな、とか悩みましたが 結局は開き直って待ちました
 
この頃には子猫組チップ・デール・ビリーが来ていて ガールズはオーペアみたいな役割を果たしてくれていました
 
2か月ぐらい経ってから 『実はずっとガールズのことが気になっていた。募集サイトを常にチェックしては まだいるか確認していた。大事にしていた飼い猫が立て続けに亡くなったから喪に服していたが その子たちの誕生日が節目だと思って やっと心の準備ができた』という連絡が来ました
 
反対に私の方が『本気なの? 大事な子たちなんだから本気じゃないなら用は無いよ』という気になっていて まずお見合いを勧めました
その時 『思っていた以上に理想的、このスペシャルなガールズを早く家族にしたい』と言ってくれました
 
この時、ああ、この子たちのスペシャルさを分かってる人なんだ! と、とても嬉しく思いました
 
なぜならその前に母と電話で “クーカイとサイダーはとてもスペシャルなんだよー”と話した際 “え?何がそんなにスペシャルなの?”と返されて 『そっか、普通はそうなんだね、じゃあやっぱりスペシャルだと思う人じゃなきゃ渡せない』と再認識していたからです
 
13歳の娘さんがいる夫婦ですがお互いが再婚同士で、もう成人の子供が合わせて6人ぐらいいるユニークな家族です
 
旦那さんだけは新しい猫を迎えることにあまり乗り気ではなかったのですが 今は帰宅するとまずガールズにその日のできごとを話しているそうです
 
お母さんとはFacebookで繋がっていてよくメッセージも交わします 里親家族の中では 唯一友人と呼べる仲で クーカイとサイダーの生活に加えてもらっていることをとてもラッキーに思います
 
 
さて、近況写真!
 
まずはウチにいた時
 
 
食事タイム
 
 
 
 
今のトラとオードリー
 
 
 
 
 
 
 
 
今のクーカイとサイダー
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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