M:  ランガ、レチェがどこにも見当たらないんだけど

 

ミンティ、まだよくレチェを探してるね。


あのね レチェはもう居ないんだよ。

 

M:  もうすぐ会える?

 

うーん 会うことは。。。 できないかな。 

 

ミンティにも いっぱい長生きしてほしいしね。

 

わかるかな?

 

 

人間ならまだしも 動物には分からない部分はあるよね。 


 題名の “Closure”とは、なんていうか 終止符を打つっていうか 気持ちを整理して 区切りをつけるっていうか。

 

例えば ちゃんとした理由を教えられずに 一方的に恋人に 別れを告げられると Closureがなくて 後まで引きずる場合があるって感じに使うんだけど。 

 

ミンティ もちろん、すぐにそこに達する必要はないからさ、少しずつ慣れていくしかないね。

 

私はというと、ブログで文章にしたことで 気持ちの整理が 少しついた気がします。

 

あと、レチェの最後を 飼っておられるペットに重ねていただけたり empathy (共感・共鳴)の お言葉をいただいたおかげで 喪失感はまだありますが、悲しみも薄れてきていると思います。

 

ペッパーの時にしたように、Memorial plant (想い出の花) を植えて、昔の写真を見ることにしました。

 

偶然ですが、昨日メルボルンに帰宅したとき、一番先に目に入ったものが このオーキッドでした。

 

 

ホリデーに発つ前に つぼみがつきはじめていましたが、外気温が42度になっていたりしたので あまり期待をしていなかったのですが、キレイに咲いていました。 水は 隣人が時々やりに来てくれていました。

 

私はすぐに あ、レチェだ と思ったのですが、それもちょっと軽率だと思いなおして、近くのNursery (ガーデンセンター)に 探しに行くことにしました。

 

ちなみに、ペッパーMemorial plantは このアジサイです。 

 

 

買った当時は紫で、その後3年花をつけず、去年の12月にやっと咲いたと思ったらピンクになっていました。 土の酸性度を調整すれば 色を変えれるようですが、まあ良しにします。 (めんどくさいだけ)

 

イメージに描いていた花の条件:

  • 白い (“レチェ”がミルクの意味だったから)
  • 大柄 レチェはけっこう大柄だったから)
  • 毎年咲く (一年で枯れるのは 困りますアセアセ

ガーデンセンターで片っ端から白い花を見ていったのですが、条件に合うものがイマイチありません。

 

候補グループ1: ペチュニア・インパチェンス

却下理由: 一年生植物 (か、そうでない確証がない) 

 

候補グループ2: ゼラニウム・ディプラデニア・キキョウ・ガーデニア

却下理由: 花が小さすぎる

 

候補グループ3: 白いバラ

却下理由: エリーナはもう庭にあるし、他のは小さすぎる

 

候補グループ4: アジサイ

却下理由: 植えるのに適した場所がない えーん

 

ということで、とりあえずは 白のオーキッドがレチェMemorial plantになりました てへぺろ

 

来年の命日にも咲いてくれるように ちゃんとケアしなきゃ。

 

次に写真ですが、、、

 

回想録として載せます。 見て下さると嬉しいです。

 

チューリップ

チューリップ

チューリップ

 

Leche's life in pictures...

 

 

ペッパー(オス)を2年ほど先に飼ってたけど、レチェが来た時 彼すごく抵抗して、シャーシャー言って怒りまくったの覚えてる?

 

3日目に。。。私の見ている前でレチェガブっと嚙んだから、あ ダメだ 失敗だ 引き取れない と思った瞬間 ペッパーレチェを舐めだして、それからずっと尻にしかれていたよね。

 

 

2006年に今の家に引っ越すまでの10年は アパートの6階に住んでいたから 外に出たことがなかったでしょ。

 

窓によくジャンプしてたよね。 (借家なのに) 壁やカーテンにもよく登ってたっけ。

 

引っ越してから レチェペッパーも 庭からまったく出なかったから 心配しないですんだんだよ。

 

2人は 本当に仲がよかったよね。 よく追いかけっこして、たまには すっごいケンカもして、でもいつもくっついてたね。

 

 

 

 

ペッパーはまるで忠犬のような子で、いつもレチェの毛づくろいをしてあげていたけど レチェが毛づくろいしてあげたことは ほとんど皆無だったでしょ キョロキョロ

 

よく みんなに 「お姫様と執事」みたい、と言われていたの知ってる?

 

 

 

 

手がかからなくて 大人しい子だったね。

 

 

 

 

 

 

ペッパーが2014年に急死して 直後にミンティが来た時も 最初は少しシャーシャー言ったけど すぐに受け入れてくれたね。

 

 

 

 

 

 

 

私の人生の半分を 共にしてくれ、常に私に寄り添ってくれて、私の都合に合わせてくれたんだ。 

 

学生の頃は かなり安っぽいひどいエサをあげててゴメンね。 

 

勤め始めてからは マシなエサになったよね。 

 

ここ近年で やっと 猫用のオヤツも売られるようになったから いろいろ食べれて良かったね。 

 

ペッパーは オヤツっていったら マタタビぐらいしか 食べれなかったでしょ、 残念だなぁ。

 

色々なことを思い出しちゃった。 

 

でもね、レチェペッパー、 あなたたちは 幸せだったんだと思うんだ。 だって 私が 幸せだったから。

 

長い間 ありがとうね。 

 

お母さんに “ランガが 猫に 育ててもらったのよ”って言われたんだけど 実際そうだったかも。

 

最期まで気をつかってくれて ギリギリまで一緒にいさせてくれたね。 ありがとう。

 

約束通り これから ミンティのオヤツは減らして ちょっとダイエットさせるからね。 今は可哀想だから 来月からかなあしあと

 

たまにペッパーと一緒に 夢に出てきてよ。

 

だってね。。。

 

 

私たち あなたに会えなくてすごく寂しいの