検証などと大袈裟な表現を使ってしまったが、結果は見えていた。
昨日、速報で「ナメンダラだったのか?」とタイトルを付けたが、本心は「ナメンダラであってほしい」というもので、ナメンダラでないことはほぼ間違いないと思っていた。
結論から言うと、登頂したのは「野山ヶ岳」で間違いないと思う。
標高は、ナメンダラ(748m)よりも100m以上高い874m。
頂上に着いて、「ここは本当にナメンダラか?」と疑念が湧いた理由はいくつもある。
1)ナメンダラは尾根から直接ピークとなっているはずなのに、そこに辿り着くまでに、なんども頂上だと思った場所があった。
2)遠すぎた。いくらヤブ漕ぎがあったとはいえ、時間がかかり過ぎたし歩きすぎていた。
3)南側に見える二つの山はいずれも1,000mある山だが、標高差が100mくらいにしか見えなかった。
何故間違えたか?
1)ずばり、未熟だから。
2)いきなり地図に描かれていなかった沢があり、感覚がずれた。
3)しかも、沢に入ってしばらくすると、リボンが付けられており、即座に「間違いない!」と思って、そのリボンを追いかけてしまった。(そのリボンの目印は傾斜の強い尾根を登り切ったところで突然なくなった)
4)薄々おかしいと感じていたが、どうしても戻れなかった。(戻るのは勇気と決断力が必要だと改めて思う。)
※上の写真にあるリボンを追いかけてしまった。ちなみに、この斜面はかなり急。
25000分の1の地図をナメンダラとヲボソ部分だけにフォーカスして印刷していったのも失敗だった。
一旦ずれて地図から外れてしまうと、どこを歩いているのか分からなかったから。
山と高原地図も持っていたが、ヤブ山ではあまり意味がない。遠くの山を同定するのには有効だったが。
上の写真の鉛筆で書いた線が、僕が歩いたと思われるルートである。
A地点は、ここがナメンダラの頂上だと最初に思ったところだ。
ナメンダラまでの距離はちょうどこんな感じだと思う。
しかし、木々の向こうにまだ高いところが見えて、間違えていると分かった。
ところどころ厳しくなるヤブを漕ぎながら進み、B地点で今度こそ頂上だ!と思った。
しかし、木々の向こうに目を凝らすと先に高いところが見える。
しかたなく進み、ちょっとしたピークを過ぎて、C地点で「これは完全におかしい」と思った。
ナメンダラは尾根を登り切ったところに一つだけピークがあるはずで、何度もピークを越えるのはおかしいと。
もう戻れないので、先に進むしかない。
そして、ついにD地点(頂上)に到達する。
結果的には、野山ヶ岳に登ったことになるが、この時は、「ナメンダラであってほしい」と思いながら、頂標を掲げ、写真や動画を撮った。
ヤブが凄く、目印となるような変化もほとんど無かったため、下りは絶対に迷うと思ったので、ロッキーチャックさんのアドバイス通り、赤いテープを木に巻きながら進んだ。
また、途中2度くらい、別の人が付けたテープを見た。
それでも下りはやはり迷った。
一度迷うともう全く分からなくなった。
何度目を凝らして見ても、同じ風景、同じ斜度、同じ尾根に見えるのだ。
正直、久しぶりにちょっと恐怖を感じた。
最終的には、沢を歩いた距離からして、恐らくE地点辺りに下りたのだと思う。
ちなみにこの立派な沢が、地図に全く描かれていないのである。
ナメヲ縦走などと偉そう大そうな名前を付けてしまって恥ずかしい。
ヲボソなどは山に触れることもできなかった。
今回はこの林道を見つけるまでにも迷ってしまったが、林道の場所はもちろん、ナメヲ周辺のことも結構分かったと思う。
だから次回は絶対に間違わずに登る自信がある。
野山ヶ岳の頂標も作って持っていくつもりだ。
今回の山行で出会った生き物はヘビだけだったが、先がまったく見えないヤブに突っ込み、どこからか「ガサガサ」という音が聞こえると、鈴を何度も振ってしまった。
熊なら去ってくれ、チロリンチロリンチロリンと。
今思うとかなり情けない....
レポートが長くなってしまったので、どれほどのヤブだったか、どんな感じの山だったか等は明日以降、また書きたい。





