初めて登ったといっても海外で登った山はこれだけだが。(笑)
知人と二人でスイスにあるポリュックス(Pollux/4092m)という山に登った。
もちろんガイドさんと一緒だったが、とても辛かった。
とにかく休憩がない。
苦しくて喘いでいると、すぐに「止めるか?戻るぞ!」といったことを言う。
なんという厳しさだと思ったが、これもすべて安全のためであった。
荷物を少なくし、時間を短縮するというのが一番安全という考え方だ。
このガイドさん(ルディさん)は、ヨセミテとかで登りまくっている超カッコいい人であった。
懸垂下降もしてくれたが、もの凄く腕が太くて、これは安心という感じがした。(笑)
何度も諦めかけたが、頂上に着いた時は本当に嬉しかった。
天候が悪く眺望は全くなかったが、ポコっとした雪のピークに立てて感動した。
もう歩かなくていいんだ、というホッとした気持ちもあったと思う。
ルディさんに日本人で誰か知っている人がいるかと聞いたら、あんた何言ってるの?という感じで、「ユージ・ヒラヤマがいるじゃないか!」と言われ、凄く嬉しかった。
平山さんはとても尊敬されていた。
翌日もルディさんにお願いして、アドベンチャーツアーのようなものに行った。
ハーネスを付けてロープ(時にはワイヤー)で壁を下りたり、もの凄い高さの谷に張られたロープを、ぶら下がった状態で進むのである。
アスレチック公園にあるロープにぶら下がってビューンと行くやつが、100mくらいの高さで行われる感じである。しかも距離も長い。
途中でわざとロープを揺らされたりしてスリル満点であった。
高い谷のど真ん中に吊られている状態で、ロープをガイドさんがグラングラン揺らすなんて日本では考えられないと思うが、とても楽しかった。
下の写真は登頂の二日後に撮影したポリュックス(右側)である。
ポリュックスは双耳峰で、左側はカストールという山だ。
あのピークにいたんだなと思うと、感慨深いものがあった。
チャンスがあれば、またどこか海外の山に登りたいと思う。







