山に関連する本を見つけると、大抵読みたくなる。
紀行文、エッセイ、小説も好きだし、ガイドブックだって面白い。
つい最近読んだ本が興味深かったので紹介したい。
⑯ 『岳人備忘録 登山界47人の「山」』
東京新聞 山本修二 編
「頂上は重要です。生と死の分岐点よりちょっと大切なものがそこにはある」
山野井泰史
「カッコいいのは、確固たるポリシーのある登山。ダサいのは便乗登山。ただなんとなく行くっていうのは、ダサいというより嫌い」
遠藤由加
山野井さんや平山ユージさん、竹内洋岳さんなどに30個の質問をする本である。
広告をみて気になっていた本だ。
実際に読んでみてちょっと驚いたのが、半数以上の人の名前を知らなかったことだ。
それなりに山の本や情報誌を読んでいるつもりだったが、知らない名前ばかりで自分の知識が全然なかったことを知った。
誰にでもおススメできる本ではないが、現在の日本の山(山そのものではなく業界的な話)の問題点がよくわかる本である。
山野井さんに出された質問にこんなものがあった。
Q 山以外の得意技は?
A 飼っているクワガタを越冬させること。前はコインとかの手品がうまかったけど、指がなくなってからできなくなった。

