古い年賀状を整理していたら、一枚の絵葉書を見つけた。
僕は2002年9月、スイスのツエルマットからポリュックス(Pollux)という山に登ったが、登頂した翌日に現地から家族宛てに出した絵葉書だ。
ポリュックスは標高4,092mで、絵葉書の写真で右側のこぶである。
当時参考にした『アルプス4000m峰登山ガイド』(山と渓谷社)によると、中級者向け、難易度はPD(やや困難)となっている。
絵葉書には僕の下手な文字でこう書かれている。
余程嬉しかったらしく、「~よ!」という気持ち悪い表現を使っている。(笑)
『9月8日にPollux(4,091m)に登頂したよ!!
天候がくずれ、ほとんど何も見えない中、雪にも苦労してめちゃくちゃ疲れたけど、休むことを許してくれない超厳しいガイドのおかげであきらめずに登ることができた。
この山登りで体重が10年ぶりくらいに60kg代になったよ。』
※正しい標高は4,092m
※60kg代→60kg台が正しい(笑)
ガイド付きの日帰り山行であったが、とにかく苦しかったことを覚えている。
僕は知人とガイドさんの三人で登ったが、息が苦しく足が止まると、ガイドさんがすぐに「おいっ、お前下りるか!」というようなことを言うのである。
どうしても登頂したかったので喘ぎながらなんとか足を進めた。
ホテルに帰ってから体重を測ったら、確かその日だけで5kgくらい落ちていたと思う。
あれから8年。
60kg台の体重など、夢のまた夢となってしまった。
また厳しいガイドさんに山に連れて行ってもらおうか....(笑)



