山に関連する本を見つけると、大抵読みたくなる。
紀行文、エッセイ、小説も好きだし、ガイドブックだって面白い。
読書の秋なので、今まで読んだ中で面白かったものを紹介したい。
⑤ 『いまだ 下山せず!』
宝島社 文庫 著者:泉 康子
1987年正月 槍ヶ岳を目指し行方不明となったのらくろ岳友会パーティーを追跡した捜索の記録。
冬の沢は最も危険だということを熟知した山男たちが、本当にその沢を下って遭難したのだろうか?という疑問を持ちながらも捜索を続けていく実話。
捜索方針でぶつかる山仲間の葛藤や家族の苦悩が描かれている。
どのルートも通ったことがあり、あの場所か、と分かるので読んでいて緊張感があった。自分ならどう判断するか、自分が遭難したら家族はどうなるかなど、いろいろと考えさせられる一冊。
