屈斜路湖から見た藻琴山の美しさに惹かれ、家族で登ることにした。
藻琴山はちょうど1000mぴったりの標高でも知られる北海道百名山(道新スポーツ編)の一つである。
一般的に分かりやすい登山口となる藻琴峠の展望台の登山口からは1時間半くらいかかるので、約30分と短時間で登れる銀嶺水林道7合目ヒュッテから登ることにした。
銀嶺水林道の入り口にはこんな看板が出ている。
途中で通行止めのような看板が貼られたゲートが出てくるが、これはエゾシカによる農作物の被害を防止するためのもので、鍵はかけられていないので問題なく先に進むことができる。
僕はこのゲートを遠目で見た瞬間に、通行止めかと思って引き返すところだった。
看板まで進んでよかった。
登山口には林道に入ってから15分くらいで到着する。
道は明瞭で歩きやすく、登山口に銀嶺水という名水が湧いていることも大きな魅力で、家族登山にはぴったりのルートだ。
いくら30分のルートとはいえ、「熊に注意」との看板があるので、熊鈴は必携である。といっても、僕らは持っていなかったので歌をうたいながら歩いた。
15分くらい進むと、目の前が一気に開け、屈斜路湖がすぐ下に見える。
思わず「わー」と声が出てしまう、とても雄大で美しい風景だ。
そこからは2~3分で頂上である。
頂上の標識まであと5mという所には岩がゴツゴツした部分があり、危険はないが小さな子どもは少し怖がるかもしれない。
頂上からの景色は最高である。
小さな子どもや普段山登りをしていない人にはちょっと苦しくなってきた頃に頂上に着く感じでちょうど良い。
頂上はこれぞ頂上という狭さで、自分が尖がった場所にいることを感じさせてくれる。
銀嶺水側から登るとずっと眺望のない中を進むことになるが(でも森林浴の気持ち良さはかなり高いレベル)、予想を超える眺望が一気に広がるのでいっぺんに山好きになるのではないかと思う。
冬もかなり良いとのことなので、是非冬にも訪れたい山である。
名水・銀嶺水の旨さは格別である。
空のペットボトルやボトルを用意することを忘れずに。






