1月16日、雪のサス沢山に登頂した。
奥多摩駅に着いた時点では少し迷いつつも本仁田山を目指していた。
お土産屋さんで本仁田山のバッジを見つけた時はもう迷いなく本仁田山を目指す
気持ちであったが、お土産屋のおばさんの「本仁田?あそこは子供でも行けるよ
」という一言が僕の闘志に火を着けた。
ターゲットはサス沢山。
標高は本仁田より300m低いが、子供では行けない山だ。
ルートは御前山(1405m)から縦走することにした。
御前山までは栃寄ルートを選択したが、思いの外雪があり、歩き始めて30分でア
イゼンを装着した。
一昨日降ったという雪はびっくりするくらいサラサラのパウダースノーだ。
気温はマイナス8度。久しぶりに肌に刺さる寒さだ。天気は雲一つなく最上級の
展望が約束されている。
美しい木々の中を快適に進み、途中の避難小屋で昼食を取りながら、程なくして
御前山頂上に着いた。
テルモスのポッと加入道山!-御前山

頂上からは奥多摩や秩父の山々が空の青さを背景に高さを競っている。
が、一つとして山名を特定出来ないのが悲しい


テルモスのポッと加入道山!-御前山頂上から

ここからは惣岳山を経てサス沢山に一気に向かう。
途中、突然霊峰富士が雲の上に顔を見せてくれた。やはり誰が何を言おうと日本
一の山だ。
雪を踏み締め先を急ぐとサス沢山だ。


テルモスのポッと加入道山!-サス沢山

奥多摩湖が光っている。東京都の水瓶、都民の生きる源だ。



テルモスのポッと加入道山!-奥多摩湖

予想だにしない急な下りが続く。勝手に奥多摩三大急登に指定した。かなりやる
ぞここは。
ようやく小河内ダムが見えてきた。15時35分のバスにぎりぎり間に合った。
日本最古の地層から湧き出た肌に纏わり付くような優しい湯の、奥多摩もえぎ温
泉に浸かり、蕎麦の名店「おく」の暖簾をくぐる。

テルモスのポッと加入道山!-おく


頭をガツンとされた気がした。今まで食べてきた蒟蒻はなんだったのか。わさびの本当の味はこれか。


テルモスのポッと加入道山!-味噌おでん



地場の名酒、清酒澤ノ井のこの時期しか呑めない「一番すくい」を呑みながら、
幸せってこういうことだなとしみじみ想った。






テルモスのポッと加入道山!