70年代 ヘアスタイル・ノスタルジー | ランディ・マイズナー 心の歌

ランディ・マイズナー 心の歌

イーグルスのベーシストだった
ランディ・マイズナーの軌跡、心に響く歌声を
バンド別・アルバム別にご紹介してます
イーグルスほか、70年代ヒットも満載です

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今日はたま~に書いてる楽しい番外編、ランディのサラサラヘアからバーニーの超カーリー・ヘアまで、70年代の男性のヘアスタイルについての、ノスタルジックなお話です。
ジャンルを越えての、シルクのような髪アーティストのライブ映像もお届けいたします。


ランディ・マイズナーは、しなやかで美しい褐色の髪の持ち主でした。

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風になびく髪、素敵ですよねー。


60年代後半のヒッピームーブメント以降、アーティストは長髪傾向に。
ムーブメントの背景には、自然回帰、ベトナム反戦、ラブ&ピースといった、深い意味合いがあったそうです。


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イーグルス、デビューの頃。若い! いい写真です。
グレン・フライはこの長髪が、ドン・ヘンリーとバーニー・リードンはカーリーヘアが、その後もトレードマークになりましたね。

ランディもイーグルスが結成された頃は、センターパートの長髪でした。
外人さんの髪は日本人より細いそうですが、ウェーブでうねったりカールが強かったりで、ランディのような素直な髪質は少ないのかも。


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こちらはホテルカリフォルニアツアーの頃。疲労が顔に滲み出てるメンバー。
ランディ以外は髪もヨレヨレ気味・・・。


さて、前髪があって、襟足が長く、耳が隠れているヘアスタイルは、私の憧れでした。
ウルフカットのバリエーションなのかな。甘いマスクには、よく似合いますね。

そこでこの髪型の、繊細で美しい70年代男性の、憂いある素敵な写真を集めてみましたよ。
動画はラストにまとめてUPしてます。


まずは人気アイドルだったデヴィッド・キャシディです。

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ホームコメディ「素敵なパートリッジファミリー」のお兄さんです。
ランディと同じグリーンの瞳ですね。

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番組では毎回、歌を披露してくれました。レコードも出してます。
デヴィッド・キャシディは、ランディのファーストソロアルバムに、ゲスト参加してるんですよ。


次はグラム・パーソンズ。(当時は知りませんでしたが)
カントリーロックを作ったお方です。きれいな髪ですね~。

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心に沁み込んで来る、不思議な声の持ち主。作る歌は、どこか哀しい。
大好きなアーティストです。


イギリスから、グレッグ・レイクです。
キング・クリムゾン、エマーソン、レイク&パーマーと、プログレのお方。
やはり、憂いのある声がいいです。

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若い頃は顔細かったんですよね。その後まん丸になってしまいましたが。


おまけ。日本代表、野口五郎!

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でも不思議なことに、「アーティストとして好き、憧れる」ということと、男の人として魅力を感じるというのは、ちょっと違うのですね、私の場合。
たぶん私は、アーティストに癒しを求めてるから。ドキドキしたら困ってしまう。

以前にもちらっと書いたけど、そういう意味ではイーグルスにはいないのです。
POCOにいます、魅力を感じる人。YouTubeで動画を見れるようになった影響もあってですが。

ポール・コットンです。髪パサパサだけど。

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渋い~。

それと、クリス・ヒルマン。
フライング・ブリトー・ブラザーズの映像を見ていても、グラム・パーソンズを見てほっこりしながら、クリス・ヒルマンにときめいてしまう。演奏も達者な人。

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髪クルクル。表情クール。

しかし、クリス・ヒルマンのバーズ時代は、こんな。
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パーマかけてカーリーにした?
いや、もしかしたら・・・。ドン・フェルダーの自伝を読むと、ビートルズのウィッグというのがあったそうなので、これはウィッグなのかも。


イーグルスのバーニー・リードンとドン・ヘンリーは、天然カーリーだそうです。

ドン・フェルダーは、バーニーはジョージ・ハリスンに憧れてウィッグをつけたり、手に負えないカーリー・ヘアをどうにかしてストレートにしようとしていた、と書いてます。
二人はイーグルス以前、60年代半ばからの友人でした。
ドン・フェルダーも当時、サイドの髪を内巻きにする、ページボーイスタイルを好んだそう。

流行があって、男性もいろいろ大変なんですね。


では、ライブ動画です!
ジャンルは違えど、どれも素敵ですよ。

シャイなので、目を閉じて「ミッドナイトフライヤー」を歌うランディ。
イーグルスの1974年の、テレビ番組用ライブです。
Eagles - Midnight Flyer - Live 1974



デヴィッド・キャシディは、懐かしのパートリッジファミリーから。
The Partridge Family - Together we're better



フライング・ブリトー・ブラザーズ、グラム・パーソンズの希少な映像。クリス・ヒルマンとのデュエットです。
Flying Burrito Brothers - Christine's Tune



グレッグ・レイクは、エマーソン、レイク&パーマーのライブから。
クラシックギターを奏でながらのナンバーで、プログレ色はあまりないです。
EMERSON LAKE & PALMER - The Sage