紺の夜の帳を

君が無くした夢を覆う様に

そっと下ろした街を歩く


あけぼのの息吹

君の新しい願いが届く朝に

目覚めた花に触れてみる


月光とともに歌い

太陽のもとに踊り

大地に記憶がめぐり

さすらう雲は海を目指した


雨は優しく

陽は温かく

土は薫り

風は清く

宙は漠然と

静かに僕と時を追う


お願いおねがい

どうか、どうかお願い

まぶたに映る悲劇の残光に

君にどうか安らぎを与えて、世界よ

華に座す聖者たちよ

荒ぶる宇宙の巨大な放熱に産み落とされた巡りゆく銀河の中の惑星の
ひとつの星の命の上に立つ生物の微かな悲しみの声を聞いて